第63話 戦いの序章が幕を開けるようです
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なコートを着て2丁の大きな銃で刀を止めた、愁磨先生でした。
Side out
Side ネギ
―――ィン! ガギン ギィィン!
「ネギ、急いで!」
「分かってます、けど!流石に重いですし走りづらいんですよ!」
まき絵さん達を見つけて、家へ戻っていた僕達だったけれど、途中から切り結ぶ音が聞こえ、
僕が明日菜さん・まき絵さんを、長瀬さんが古菲さんを抱えて、急いでその場所へ走る。
「む、あれは……!?」
「のどかさん達、と………愁磨さん!?」
見えて来たのは、座り込んで動けない三人と、それを守っている黒い服の愁磨さん。
そして、愁磨さんと切り結んでいる、何者か。でも、あの真っ黒な感じは以前どこかで――――
「長瀬さん!二人をお願いできますか!?」
「いや、しかし……!………相分かった。拙者が行っても力になれんでござろう。」
「お願いします!!」
半ば放る様に二人を任せ、五人の傍に走る。と、愁磨さんがチラリとこっちを見て、叫ぶ。
「4秒だ!それ以上は持たん!」
「分かりました!!」
「"Act うんめいのうつくしきせかい"『限定発動 牢獄』!!」
ガゴォン!!
「ぬぅぅ、こぉしゃくなぁぁ!!」
闇色の水晶が、三人を襲っていた何かを閉じ込める。
それもほぼ一瞬で壊されるけれど、その一瞬の間に、更に水晶が重ねられる。
僕はその間に三人を脇に抱えて、一目散に家へと走る。
「ネギ、早く!!」
「ぁあああああ!!」
もんどり打つ様に家の中に飛び込むのも束の間、後ろで破砕音が聞こえる。
急いで立ち上がり、ダイオラマ球の中へと逃げた。
Side out
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