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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第128話】
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、何でもないよっ!………はぅ…またやっちゃった……」


等と、何かまた失言したのか、失敗したのかは知らないが顔を背けるシャル。

……俺の隣の席って特別なのか?


そう思い、辺り一帯を見渡すが――女子、女子、女子と、特別変わった事はなかった。

――と、向かいの列の奥から声が……。


「あ、織斑君。やっほ〜」


――等と聞こえるので、そっちを見ると篠ノ之の隣の子が一夏に向かって手を振っていた。

――わりとどうでも良かったので、大人しく隣のセシリアを気遣うことにする。


「う、ぐ……、くぅ……」


そんな感じで常に呻くセシリアを俺は――。


「なあセシリア、無理せず――」

「移動は、しませんわ」


言ってる途中で、きっぱりと移動しないと言い切るセシリア――と、一夏があろうことか。


「セシリア、何なら俺が食べさせてやろうか?」

「……お断り、致しますわ。そもそも織斑さんに、こんな事で食べさせてもらうわけにはいきません――。頭がおかしいのではありませんか?」


これに関してはごもっともだ。


普通に考えてもおかしい、足が痺れたから食べさせてやるよって言うのは脳みそがカップヌードルとしか認識出来ん。


「そうだぞ一夏、あり得ないだろ普通?……でもこのままじゃなぁ…」


テーブル席に移らない、でもここの席に居たい――だからなぁ…。

どうしたものか……。


そう悩んでいると、隣のシャルが――。


「セシリア、このままじゃ食事が進まないよ?テーブル席に移るか、それかヒルトに食べさせてもらうってどう?前に僕も――」

「ぅおいっ!?シャル!!」


まさかのシャルの発言。

以前、シャルの女の子バレした日に俺が恥ずかしいのを我慢してシャルに――俗に言うバカップルがやる『はい、あーん』をしてあげたのだが、俺としてはあれが一生で一度で最後だと思ってやったのに。

流石にシャルも、ハッとした表情になると共に――。


「――。ご、ごめん…」


そう眉を下げるシャル、だがもう言った後なので……まあいいか。


「ひ、ヒルトさん、今のは本当ですの!?」


――と、セシリアが食い付いてきた。

まあ誤魔化しても意味が無いので――。


「……確かに一度だけシャルに食べさせた事があったがあれはまだ箸に慣れてなかった時だ。だから――」


そう言葉を続けるが、途中でセシリアが――。


「シャルロットさんだけズルいですわ!わ、わたくしにも食べさせてくださいなっ!!」



――やっぱりこうなるよな…。

でも、このままやらなきゃ結局セシリアはあまり食事が出来な
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