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ソードアート・オンライン〜黒の妖精〜
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私たちが現実世界から再びALOへ戻ったとき、リーファとユイがなんかトークしてた。
まぁそれは置いておいて、出発だ。

…と。

「「ん?」」
私と兄が、同時に後ろ向く。
何でって、殺気のような何かを感じたからだ。
「二人とも、どうかしたの?」
「イヤ…ちょっと」
「誰かに見られているような気がして、ね」
私たちがいうと、リーファの頭上に ? が浮かんだ。
それもその筈、仮想世界に第六感なんて、存在しないはずなのだから。

でも、かのデスゲームで鍛えられた感覚はそう簡単にはごまかせないんだよ〜


…まぁ、向こうから出てくるまで待つとするか…。


私と兄、妹の三人は、回復して燐光を迸らせる羽根を振るわせ、空に舞い上がった。
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