33
[後書き]
[8]前話 [9]本文 [2]次話
***
私たちは三人、岩の凹みで息を潜めた。
よく目を凝らすと、遠くの方にチラチラと赤い影。
私はハッとし、すぐさま魔法で覆っていた膜の中から飛び出す。
「お姉ちゃん!?」
リーファが驚いて凹みから出てくる。
「リーファ、あれ、トレーサーじゃないかな?」
私が指さした方向には、既に赤い蝙蝠が認識できるまで迫っていた。
[8]前話 [9]本文 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ