新居でまずやることは?
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る。しかし、そこには誰もいない。
「シオン君?」
「どうした?」
「・・・いや、何でもない」
聞き間違いだろか? 確かに彼女の声が、
『エリーを、よろしくね♪』
いや、違う。やはり彼女だ。俺に願いを託した彼女の声だ。
俺はペンダントを握り締めて、心の中で呟いた。
『ああ、任せろ!ツバキ!』
「さて、それじゃあ帰ろうか」
「そうだね」
「疲れたー」
「うちでご飯食べてく?」
「そうだな、それがいい」
俺は再びペンダントを握り締めた。ご飯になるとみんなが戻っていく。そう、あの時と同じ。ハーモニーとして過ごしたあの時のように。
そして、シオンはあの時と同じことを考えるのであった。
『さて、晩飯は何にしよーかな?』
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