第107話 グレン・クオリナ
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ドガッ!バギッ!バコッ!ボコッ!ガコンッ!ガガンッ!ドコッ!ゴキッ!ガツンッ!ドガンッ!と俺の隣から何かが激しくぶつかる音が聞こえる。読者の大半の人はわかると思うが、ナツとリョウが喧嘩してるんだ。ったく、いちいちうるせぇんだよ。あ、ちなみに俺は喧嘩に混ざってねぇからな。
リョ「ちゃんと前歩けよ、吊り目燃えカス単細胞。」
ナ「そっちからぶつかってきたんじゃねぇか、バカアホポジティブ。」
ル「相変わらず小さいわね。」
マ&ハ&フ「いつもの事です。」
ったく、少しは静かにしてくれよ。すると、ドガンッ!!
グ「うお!!」
クソ炎が投げたコップと、バカアホリョウが投げたビンが俺の顔面に直撃した。これと似たような事、前にもあったぞ。結構痛いんだからな・・・
グ「おいナツ!リョウ!投げる方向間違ってるじゃねぇかっ!!」
ナ&リョ「うるせぇんだよ、垂れ目カチコチパンツ。」
カチン!!こいつ等に同じ事を言われると無性に腹が立つ。いつの間にか、俺も喧嘩に混ざっていた。
ウェ「グレイさんも喧嘩に混ざっちゃった。」
シャ「結局はあいつもけんかに仲間入りしてるじゃない。」
ユ「意味が無いね。」
エ「お前たち、いい加減にしろっ!!」
ナ&グ&リョ「あいーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
ハ「おいらの真似しないでよ〜!!」
って、ちょっと待てよ、俺はこいつ等のせいで喧嘩に入っただけのに、何でエルザに怒られないといけないんだよっ!?あ〜あ、今日はついてねぇ。気晴らしに外にでも行くか。
ショ「グレイ、どこに行くんだ?」
グ「ちょっくら外に出て、風に当たってくるだけだ。すぐに戻る。」
ト「気をつけてくださいね。」
外に出るって言っても、すぐそこだぞ。トーヤは相変わらず心配性だな。
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俺は南口公園に来ていた。こんな時間に遊びに来るやつなんていないだろう。俺は近くの木に寄り掛かって座る。
グ「ッ!いってぇ〜・・・」
さっき顔面に食らった痛さに顔を引きつらせ、右頬を触ると、少しだけ赤く腫れ上がっていた。あいつ等・・・覚えとけよっ!!俺はしばらく木に寄り掛かっていたが、いつの間にか眠っていた。
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グ「・・・・・ん?ここは・・・!?」
気がつくと、周りが真っ白だった。どこを見渡しても白・白
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