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ハイスクールD×D 新訳 更新停止
第2章
戦闘校舎のフェニックス
第36話 幼馴染みは忍
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ね?」
木場が二人に聞いた。
「…どうしてそう思うの?」
燕が聞き返す。
「だって、そうじゃ無かったら、今みたいに鶇さんは笑っていないし、燕ちゃんもさっきみたいな反応を見せないと思うよ」
「ッッッ!?………」
木場の言葉に燕はまた顔を赤くした。
そう、そんな二人を救った者が居た。
それが当時のイッセーだった。
イッセーは二人の事を知っても、蔑む事は無く、むしろ二人を受け入れた。
苛めからも二人を体を張って守ろうとしていた。
そんなイッセーに二人は信頼を寄せ、引っ越す前までには二人は自然に笑える様になり、苛めにも挫けなくなっていた。
で、二人ともイッセーに惚れた訳だ。
「な、何か大袈裟じゃないか。苛めをやってた奴らを追っ払っていたのは明日夏だった訳だし」
イッセーが頬を掻きながら謙遜していた。
「俺がその場に行くまで二人を守っていたのはお前だろうが」
「…そうだけどさ」
「明日夏君の言う通りだよ。謙遜する事無いよイッセー君」
木場がそう言うとイッセーはさらに照れていた。
「そうよ、イッセー。さすが私の眷属ね」
「そうですよ、イッセーさん!!」
「そうだよ、イッセー兄」
「あらあら、謙遜する事無いですわよ」
「…少し見直しました」
部員達の称賛にイッセーはさらに顔を赤くする。
「あ、ちなみにこのタイミングで言う事じゃないかもしれないが、二人ともお前の家に住むからな」
俺がそう言うと…。
「…え…」
一瞬呆けた後…。
「ええぇぇぇぇぇッぇぇぇッ!!!!!!!!」
イッセーの叫びが部室に響き渡った。
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