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マジカル☆ウィッチルフェイちゃん! 
マジカル☆ウィッチルフェイちゃん図書館に行く
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既に私の身体は人間の領域を軽く凌駕しちゃってます。身体も鍛えれば鍛えるだけ上がって行くでしょう。

「偉い人は言いました。化け物を狩るのは何時だって人間だと。By.敗北を知る吸血鬼さん」

 8時10分くらいになると片付けが始まりました。食べ終えたので、こちらを睨んでくる使い魔のケットシーさんにお皿を返します。

「受け取るにゃ」

「あ、ありがとうございます」

 ケットシーさんはパンフレットをくれました。私は受け取って、早速見てみます。

「外で見るにゃー!」

「はっ、はいっ! ごめんなさいっ!」

 急いで外に出て行きます。外で改めて見ると、色々と乗ってるみたいですが、全部を回るのは面倒ですし、景品にも欲しい物が有りません。

「なら、やる事は一つですね。建造物探知、全て」

 魔術で一気に調べてしまいます。しかし、直ぐにエラーが出て来ました。何か防壁でもあるみたいです。

「術式解析。完了。探知術式に適応。問題無し」

 防壁を瞬時に分割思考と鍛え上げた演算能力、魔術補助で解析して、それを探知術式に適応させて防壁を透過させます。これくらい、家にあった魔導書よりは簡単です。魔導書との勝負はタイムアタックですからね。

「「「ふにゃぁああああああああぁぁぁっ!!」」」

 何やら猫さんの叫び声が聞こえました。食堂の方を見てみると、皆さん全身の毛をさかだてていました。大丈夫でしょうか?
 あ、大丈夫みたいです。何とか持ち直したようで、お片付けに戻っていきました。なので、私は解析した構造データを見ます。

「それにしても、隠し通路が多いですね。これは抜け道に使えそうです」

 呟いた後、そのまま図書館の位置を確認してそちらへと向かいました。図書館はこれまた大きな建物で、立派な場所です。大きさは四方1キロメートルくらいです。取りあえず、地上5階建て、地下20階建てと無茶苦茶大きいですね。蔵書数は半端じゃなさそうです。上の階にあるのは魔術書から一般的な本ですが、地下にあるのは殆どが魔導書です。

「ここは天国です……」

 私は早速入って、調べた地下への入口に向かいます。入口にはこれより実力者以外の侵入を禁止すると書かれていました。ですが、私は実力者なので問題有りません。入口にかけられている防御術式や探知魔術などを解除して、1分で扉を開けました。私にしては時間がかかりましたね。それ程に危険な魔導書があるのでしょう。楽しみです。地下は上と同じような2階建てで5メートルの本棚が上と下に別れて配置されています。誰にも邪魔されたくないので、気配遮断と隠蔽術式、光学屈折などの結界を自分の周りに展開して、奥の方から順番に解析していきます。どれも結構簡単なので、どんどん読破して載っている魔術を身につけ
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