マジカル☆ウィッチルフェイちゃん図書館に行く
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ります」
「なんなのこの嫌な感じは……まさか、私の敵っ!! そうだ、ここはソーナちゃんにお願いしよう!」
「おい、どうしたっ!」
「また悪い病気か?」
強敵が出現したような気配を感じた私は、急いで魔法少女の服を持ってソーナちゃんの部屋に駆け込んだの。
「ソーナちゃん、私と一緒に魔法少女になって!」
「えっと、お姉ちゃん?」
「ね? この頃はコンビが主流なの。ソロじゃ駄目なんだよ。お願い!」
「うっ、うん……わかった。でも、お友達も居るから……」
そこで気づくと、部屋の中には赤い髪の毛をした女の子が居た。そういえば、サーゼクスが連れてきてたっけ。
「セラフォルー様?」
「そうだ、どうせならリアスちゃんも一緒になろ♪ 今は3人のも結構あるし!」
「はぁ……わかりました」
「直ぐに服とか取ってくるね」
と振り返った所、誰かにぶつかって首根っこを掴まれた。私が目線を上げると、真っ赤な髪の毛をした鬼がいました。
「セラフォルー、大事な大事な会議をしているのに抜け出すとはいい度胸だな」
「はっ!? 私としたことが、我を忘れちゃった。てへ☆」
「よし、わかった。君の担当分を増やしてあげるよ」
「そんな殺生なっ!! いやぁあああああああっ!!」
「安心しろ。数日は動けなくしてやる」
畜生、これも全部あの悪寒のせいだ!
覚えていなさいよ!
湖面の上に多数の術式を数百個展開して、互いに互いを攻撃させて相殺させる訓練をします。中にはランダムでバラバラな威力の攻撃を放つ物も展開しているので、気を抜くと直ぐに崩れます。数十個に分割された思考が確実に制御していきます。本体の私は身体を動かしてストレッチをしながら筋肉を解していきます。
「取りあえず、体力は絶対にいるから走り込みから始めましょう」
どんどん魔力が減っていく中、湖の畔を走って行きます。すると直ぐに体力が無くなって、足が痛くなってきます。流石はお嬢様の身体です。
「でも、負けません! くらえ、回復魔術!」
自身に回復魔術を使って筋肉披露を一気に回復させます。直ぐに筋肉痛が襲ってくるので、痛覚遮断の魔術を使います。どちらかといえば催眠術に近いのですけどね。取りあえず、これで痛みを感じないので、持続性の回復魔術を有効にして走り続けます。
「ぐべらっ!?」
走っていると、転けてしまいました。解析魔術を使うと原因は直ぐに分かりました。気づかない内に筋断裂を起こしていました。再生魔術を使用して治療します。
「流石に湖を一周するのは無理でしたか」
広大な湖なので、35キロメートルくらいありますし。こ
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