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マジカル☆ウィッチルフェイちゃん! 
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 朝起きたら、転移術で寮へと戻って制服のローブへと着替えます。その後、魔術で寝汗などを浄化して身体から老廃物を消して綺麗にします。次に髪の毛を梳かして、伸びてきた前髪を髪飾りで左右に止めて日焼けどめを身体中に塗ります。綺麗な白い肌は残して置きたいですし、染なんて御免こうむります。子供の頃から頑張らないと、後々大変になります。ただでさえ、持ち前の魔力で私は数百年とか平気で生きられるそうなのですから。流石にその方法はまだ教えて貰ってませんが。

「しかし、そろそろ本格的に運動した方が良いですね」

 鏡を見ると、小さくて可愛いぷにぷにの幼女さんが居ます。青く綺麗な瞳なのに底知れない奥深かさがあり、ちょっと不気味です。それに普段から笑ったりもしないし、感情を表に出す事も無いので、無表情になっています。お母様も同じなので、気にもしていませんでしたが……これはまずい気がします。ルフェイちゃんといえば笑う顔が可愛いのに。

「くっ、頑張って修正しなくては……」

 頬っぺたをグニグニして何とか笑顔を作ろうとしますが、それすらもどうしようも有りません。仕方無いので、これも練習メニューに入れましょう。

「さて、朝練メニューを行いましょうか」

 転移魔術を起動して、湖の畔に転移しました。まだ霧が立ち込めていてちょっと肌寒いです。

「熱量操作、外気温を26度に設定」

 魔術を使って、直ぐに自分の周りの温度を調整します。その後、本格的な訓練に入るのですが、もう一つする事が有ります。

「生命探知、対象を湖周辺に設定。表示標識は立体」

 脳裏に湖の周りを立体化した映像が現れます。精度はかなりいいのですが、その分、魔力を多少消費します。お母様に見せたら馬鹿じゃないの、馬鹿じゃないのと2回も同じ事を続けて言われました。お母様曰く、30人分の一級魔術師が持つ全魔力を消費しているそうです。

「魚型を除外して、人型、鳥型を表示」

 湖の中に何か大きな反応が有りますが無視していいでしょう。

「所払いの結界を展開。対象は使用者を除く全生物」

 結界を展開して湖面上と少しの陸地を指定します。

「隠蔽結界も同時展開」

 術式を追加して完全に隔離します。ここまでで私は1%くらいの魔力を消費しました。昨日までは5%くらいだったので、5倍くらい魔力が上がりましたね。本当にとどまるところを知りません。目指せ最強のマジカルウィッチです。ライバルになるであろう魔王少女レヴィアたんには負けません!
 人間如きにどこまでやれるかわかりませんが、負けるつもりなんて更々有りませんよ。






 セラフォルー・シトリー





「それでは、こちらが現在の勢力毎の戦力図となってお
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