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『言霊使いと幻想郷』
第二十六話
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 く、ボインボインなんだよ。

「……誠兄?」

 ……背筋が凍りそうなんだが……。

「早く離れなさいよ」

「……すいません」

「……むぅ〜」

 何故か不満げな幽々子だった。






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