第八話 機動刑事現る!
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ると必殺形態に変化させた。
「マクシミリアンソード!!」
刀身をエネルギーが駆け巡りアカンベェに向かって駆けすれ違いざまに横一線を入れるジバン。
「アカンベェえええ!!」
アカンベェノイドの叫びと共にジバンの足が火花を上げながら踏みとどまり・・・
「ジバン!エンド!!」
振り返り縦一閃を放つジバンの一撃を浴びたアカンベェノイドは絶叫を上げながら消滅した。
そしてアカオーニが撤退するとジバンはピースの元へ歩み寄りバイザーを上げた。
「あの・・・その」
「・・・・・」
ジバンは何も言わずにやよいの頭を撫でた。それは直人に頭を撫でられている時と同じ感覚だった。
「・・・直人兄ちゃん」
ピースがそう呟いたとき背後から何かの気配を感じ取った。
「ほ〜ジライヤの他にも変なのが居ましたね〜」
「ジョーカー!」
廃工場の片隅で立つジョーカーの姿が・・・だが臨戦態勢ではない。
「今日はあいさつ代わりに来させていただきました。しかし・・・私たちはバイオロンではありませんあなたが手出しを「第九条!」!?」
ジョーカーの飄々とした言葉にジバンは言葉を遮った。
「機動刑事ジバンは・・・あらゆる生命体の平和を乱す者を・・・自らの判断で抹殺することが出来る!!」
「く!では戦いますか?・・・私たちと」
ジョーカーの言葉に頷くジバン。するとジョーカーは協が冷めたように去っていってしまった。
そしてジバンはそのままピースを背にし去っていくがピースにとっては心強い仲間が増えた瞬間でもあった。
すると入れ替わりに・・・
「やよいちゃ〜ん!!」
直人がやってきた為ピースは慌てて変身を解いた。
「やよいちゃん!大丈夫!?」
「え?ああうん・・・」
駆け付けた直人はまるで何もなかったかのようにやよいに接していると、やよいもその意思を読み何も知らないふりをした。
「さ・・・帰ろう♪」
「うん!」
直人に送られながらやよいは無事に家に着くのであった。
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