第八話 機動刑事現る!
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ゾンを脇に止めた戦士はモニターを見るとバイオロンの姿を見つけた。
「真由美ちゃん!バイオロンのトラックを発見した!」
「よかったわね!頑張って!」
「ああ!必ずやよいちゃんを取り返す!」
戦士は再びレゾンを走らせるとバイオロンのトラックに向かって行った。
廃工場に止められたトラックの中からやよいが放り出された。
「誰なの!・・・あなたは・・・」
勇一とアカオーニがやよいにじわじわと詰め寄る。
「おいバイオロン・・・キュアピースは俺が倒すオニ・・・だから邪魔するなその為にわざわざ手を組んだんだから」
アカオーニの言葉に勇一はただ黙って頷くと再びやよいに詰め寄った。言い知れない恐怖感に包まれたやよいは変身する事も忘れしまった。
「!!」
やよいがアカンベェ達に追い詰められると・・・
ガシャーン!!
シャッターを突き破った鋼鉄の戦士がやよいの元に駆けつけた。
「え!?」
突然の出来事に目を丸くするやよいとパニックに陥るアカオーニ。
その一方勇一は銃を取り出し戦士を撃つが、戦士は両腕を広げるとその特殊合金性の身体がすべて防いだ。
戦士はやよいの元へ駆け寄った。
特殊合金性の身体が弾丸をすべて弾き飛ばした。
「お!お前何者オニ!!?」
アカオーニの言葉に腰から手帳を取り出し見せつける戦士。
「警視庁秘密捜査官警視正・・・機動刑事ジバン」
戦士・いや機動刑事ジバンの胸に星のエンブレムが光る。
「ジバン!?」
「対バイオロン法第一条・・・機動刑事ジバンは・・・いかなる時でも令状なしに自らの判断で犯人を逮捕することが出来る!」
「ジバン!?」
ジバンの登場に目を丸くするアカオーニ。
それはやよいも同じだった。
ジバンが自身の銃マクシミリアンガンを構えると勇一がやよいを人質に取った。
「銃を捨てろジバン!!」
「パパ?」
突然の事に戸惑うやよい。するとジバンの瞳が赤く光り勇一をスキャンすると勇一の姿をまねたバイオノイドである事を見破った。
「捨てろ!!ジバン!こいつがどうなっても良いのか!?」
「!!・・・!!」
やよいの安全の為にマクシミリアンガンを捨てるジバン。
「さあ!やよいちゃんを離せ!」
「断るオニ!出でよ!アカンベェ!!」
「!!」
アカオーニがやよいを掴んでいる勇一に青っ鼻を投げつけると勇一の鼻が青くなったがあまり効果がないようだ。
「パパ?」
「ふふふ!!今回はジバンを倒す為に手を結んだ・・・だがついでだ・・・プリキュア・・・お前の命も貰う」
勇一がやよいに手を出す瞬間。
「ぐう!!であああああああああああ!
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