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転生とらぶる
魔法先生ネギま!
0360話
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になっていたスパロボOGsで生まれ育った身としては、魔法に対する秘匿義務というのにどこか胡散臭いものを感じているのは事実なのだ。……まぁ、魔法に関して一般人が知ったらパニックになる可能性が高いというのは分からないでもないのだが。
 その理屈で考えるのなら、超に手を貸した方がいいのだろう。だが、俺は所詮この世界の異分子でしかない。この世界の事はこの世界の住人が決めるべきだろう。SEEDの世界の時のように。

「じゃあ、私はそろそろ失礼するネ。葉加瀬と色々と回る所があるのデ。恐らくアクセル坊主と会うのはこれが最後になるだろうけど、実りある時間だったネ」

 それだけ言って、さっさと背を向ける超へと声を掛ける。

「俺がどうこう言える事じゃないが、後悔はしないようにな」
「謝謝」

 俺の言葉に小さく呟き、屋上から去っていくのだった。





「また会ったな」

 目の前にいる超へと苦笑を浮かべながら声を掛ける。
 屋上で別れてから1時間程。思ったよりも早く俺は超と再会していた。

「あー……そうだネ」
「俺と会うのはあれが最後、とか言ってた割には随分と早い再会になった訳だが」

 あれだけ格好付けて別れたというのに、僅か1時間で再会とか。……お互い、どこか微妙な表情を浮かべながら相手へと視線を向ける。

「アクセル君、超さんと会ってたのかー?」
「デートですかー?」

 鳴滝姉妹からの追究を誤魔化しながらステージの方へと視線を向ける。
 そこには『超りんお別れ大宴会』と書かれた横断幕が貼られており、その下ではでこぴんロケットの面々が演奏をしていた。

「アクセル君、その、ネギ先生に聞いたんですが……よろしいんですか?」

 乾杯の音頭を取ったあやかが、舞台から降りてきて尋ねてくる。その隣には先程まででこぴんロケットとして演奏していた円と美砂の姿もある。千鶴に関しては『オホホホホホ。夏美ちゃん』とか言いながら少し離れた所で夏美とスキンシップを図っていた。

「あー、一応言っておくか。超に関しては明日何かを企んでいるらしいが、俺は超側にも麻帆良側にもノータッチで通す事になる。お前達はお前達で自分の判断に従って行動してくれ。場合によっては超側に協力するのでもありだ」
「……アクセル君はそれでいいの?」

 俺の言葉を聞いた円が尋ねてくるが、小さく頷く。

「ああ。詳細は言えないが、超の目的自体はそれ程悪いものではないと思っている。それに反対する麻帆良側の考えも理解出来るしな。どっちの考えもありと言えばありな以上はどちらかに手を貸すっていうのも……な」

 俺のその言葉を最後に、超に対するプレゼントやらマジックハンドで笑い泣かせたりやら意味あり気に未来人云々という感じの言葉を告げて宴
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