マジカル☆ウィッチルフェイちゃん食堂に行く
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の仲間としてよろしくお願いしますね」
「うん。えっと、それで友達になってくれる?」
「構いませんよ」
「やった!」
喜ぶエリスと一緒にご飯を食べていきますが、見渡す限り他でもどんどんグループができています。
「ルフェイは何を習うの?」
この特殊な学校の場合これはどんな種類の魔術などを習うかという事でしょうね。なら、私の答えは一つです。
「私は錬金術ですね」
「珍しいのを選ぶんだね。それとも他のと一緒に受けるの?」
この会話でわかったと思いますが、基本的に選択式です。私たちの年代は両親が決めますが。
「いえ、メインがそちらですね」
「黒魔術や白魔術は受けないの?」
「基礎は必修でしたから、受ける事は受けますが、既に白と黒、精霊の魔術は修めていますので、錬金術をメインにしようと思っています」
「すっ、凄いんだね……」
エリスは驚いていますが、これは当然でしょう。私はお母様から英才教育を施されて、中級クラスの魔術は全て収めています。上級は流石にまだ早いとお母様が判断したようで、教えて貰ってません。上級は殲滅魔術や広域魔術ですからね。簡単に言ってしまえば、小学生には初級魔術を教え、中学生には中級魔術を教え、高校生には上級魔術を教えます。上級に関して修められるかはその人の敵性しだいですが。
「これでも、幼い頃から魔術の勉強しかしてませんから。むしろ、外に出たのも今日が初めてです」
「それはすごいね」
「エリスは何を習うのですか?」
「私は白魔術と黒魔術かな。精霊術は適正が有れば習うよ」
「そうですね。適正テストはあるみたいですし」
入学式の前に適正テストを行って、自分の適正を調べる事が出来るのです。それを考慮した上で、時間割を設定するのです。
「他は何を受けるの?」
「私は箒による浮遊術を選択する予定です」
「目指すのは魔女?」
「そうです。魔女を目指します」
なんてったって、ルフェイですからね。魔女になるのは決定事項です。
「新入生諸君。そろそろ食べ終えただろう。食べ終えてない者は一旦手を止めてくれ。これから言う事は明日の朝から入学式の始まる夜までの君達の予定だ。先ず、明日はここで朝食を食べた後、入口にあるパンフレットを持って学校中を自由に移動してくれ。ただし、侵入禁止の場所は駄目だ。それと、各場所にはスタンプが置いてある。そのスタンプをパンフレットに押すといい。全部回ると景品が貰える。簡単に言ってしまえばスタンプラリーだな」
校内の施設を覚えさせる為にゲーム感覚にしたのですね。
「さて、これからだが、夜8時までには寮に戻るように。夜8時からは寮の外に
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