常盤台中学襲撃事件
Trick37_ア〜イ キャ〜ン フッラーーーーーイ!!
[1/9]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
これまでの
とある碧空の暴風族は
1つ!
信乃 宗像 黒妻 位置外 佐天 による暴風族チーム
≪小烏丸≫が結成!
2つ!!
信乃が常盤台を離れている隙に常盤台中学が襲撃!!
対 超電磁砲装備で御坂も苦戦!!
3つ!!!
≪小烏丸≫全員に出動命令! 佐天も補助で参加だ!!
メンバーが急いで救助に向かう!!!
「いくぞ! 気合入れろ野郎共!!
コッ!! ガ ラ ス マ ルゥ ーーーーーーーーーーッ」
「『『『『ブッ殺!!!』』』』」
常盤台中学校、1年生の廊下。
時間稼ぎをしているのは白井黒子。
戦況は位置外の指示通り、均衡状態を保っていたが
時間とともに減っているものがあった。
「残りの鉄の矢は3本・・・・」
そう、白井が武器としている鉄の矢が減っていた。
空間移動を使い、敵の駆動鎧の一部を破壊。
戦闘不能とまではいかなくても、相手が突撃をするのを躊躇させる戦いをしていた。
もちろん、相手が駆動鎧であれば接近戦は無意味。全身が鉄で覆われているのだから
殴る蹴るは効くはずがない。
よって自分自身が空間移動するメリットが無い。
ならば鉄の矢だけを相手の駆動鎧の一部に強制空間移動させて破壊、
自分は物陰に隠れて遠距離攻撃をするしか手段がなかった。
10分以上も戦いを続けてその鉄の矢も残り3本。白井からは焦りの汗が流れていた。
「どうしたらよろしいですの・・・・このままでは」
階段の陰から3人の駆動鎧が同時に出てきた。
「!? さすがに強硬手段に出ましたの!?」
今までは慎重に階段の陰から銃撃(ゴム弾)で攻撃していた駆動鎧達。
たまに1人突撃してきても、数歩歩くうちに白井の矢が足を破壊してと敵を防いでいた。
だが、学生相手に10分もの足止めをされては彼らのプライドが許されなかった。
3人、3機の駆動鎧が同時に突撃してきた。
白井の持っている矢は3本。1秒前に慎重に使うと決めた直後に
使わなければならない状況になってしまい、一瞬の躊躇ができてしまった。
「く!!」
仕方がなく矢を駆動鎧の足に空間移動させて走行不可能にする。
しかし、それで止まったのは2人だけだった。
残り1人に当てるはずの矢が、一瞬の躊躇のせいで演算ミスをしてしまい
空間移動させる位置を数センチ手前に間違えてしまった
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ