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流星のロックマン STARDUST BEGINS
星屑の覚醒
1 出会い
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た。
そしてクラスの前ではいつもの4人が待っていた。
彩斗がいつ来るかと楽しみにしていたようだ。
彩斗は全く気にすること無くクラスに入ろうとした。
だが4人はそれを許さなかった。
彩斗の胸を押し、クラスの入り口から遠ざけていく。

「おいおいおい!!なぁにしてんだよ!!おっせぇよ!!!」
「今日のノルマはボディーブロー50発!!踵落とし50発!!!」
「無事で帰れると思うなよ!!テメェむかつくからさ!!スカしたような態度にその外見!!」
「てかみんなお前のこと嫌いだからさ...みんなお前が殴られんの楽しみしているから今日はビデオに撮ろうか」

瞬く間に囲まれた。
そして胸ぐらを掴まれ、彩斗はいつも通りの1日が始まることを受け入れた。

「!?ガァァァ!!!」

拳が彩斗の左の頬を直撃した。
彩斗の軽い体は廊下に叩きつけられる。
いつものことで慣れすぎているためか、彩斗の表情に大した変化はない。
そしてクラスではホームルームが始まる寸前でも身を乗り出して、彩斗がフルボッコにされる光景を楽しみにしていたのだ。
だが彩斗はいつもと違うことに気づく。
殴られた時の衝撃でバッグを落としてしまった。

「!?...僕のバッグ」

頬を抑えながら辺りを見渡した。
中には教科書やノート、そして何よりメリーの入ったトランサーが入っている。
そしてそれは既に不良たちが握っていた。

「俺ら最強!!!いぇぇぇぇぇぇい!!!!!!」

不良の1人はバッグを逆さにして中の物を全て落とした。
当然、トランサーもだ。
それを見ていたクラスの人間たちも大声で歓喜の声を上げる。
これによって彩斗の中で、1つの怒りを生み出すこととなる。
彩斗は暴力を振るうことに恐怖があった。
いくら自分が虚弱な体でも、殴った相手に怪我をさせることも出来るし、下手をすれば殺してしまうことも出来るのだ。
そんな力に対して恐れがあり、暴力は基本的に振るわない。
たとえどんな辱めを受けても。
だが今は状況が違った。
自分のネットナビで友達のメリーの入ったトランサーをわざと落とし、楽しんでいるのだ。
激しい怒りは気づけば、恐怖を打ち消していた。
ゆっくりと立ち上がる。

「最強じゃない....タダのクズだ」
「なんだと....このクソッタレが!!!!」

彩斗の発言にブチ切れた不良たちは一気に彩斗に殴りかかった。
拳は真っ直ぐ彩斗の顔面に向かってくる。
だが彩斗の生存本能はそれを交わした。
体勢を低く下げ、一気に不良の視界から消えてみせる。
そして思いっきり肘で顎を突き上げた。

「!?グゥゥゥゥ!!!!」

見事に直撃し、1人目を倒す。
そして更にターンして後方にいた2人を同時にハイキックで側頭部を蹴り倒
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