第105話 お帰り!!
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ーーーーーっ!!!!!」
大歓声が起こる。最強チームはフレイを囲むように集まると、
ナ「お前、死んだんじゃなかったのかよっ!?」
グ「フレイの亡霊かっ!?」
ショ「トーヤ、こいつは亡霊なのか?」
ト「いえ、ちゃんとこの世に存在する人間ですっ!!」
ユ「無事でよかったぁ〜。」
ウェ「フレイさん、エドラスにいたんですかぁっ!?」
シャ「あんた、どうやってエドラスなんかに!?」
エ「どうやって帰って来たんだ?」
フ「わ、悪ィ。俺にもよく分かんなくて・・・それに、話せばめちゃくちゃ長くなる。」
フレイはみんなの質問攻めになっていた。すると、
マカ「フレイ。」
フ「あっ!マスター!元気でしたか?」
奥からマスターが現れた。
マカ「信じておった。」
フ「えっ?」
マカ「リサーナの時もそうじゃった。必ず、帰ってくるとな。」
そっか、ナツとハッピーの話によると、リサーナも最初はエドラスで生活していたんだよね。
マカ「お前が死んだと聞いた時はみんな悲しみ、お前を死に追いやったマヤは、酷く、大きな罪を背負ってしまった。」
フレイは私の方を見る。驚いた表情のフレイに私は笑って返す。
マカ「じゃが、例え仲間が、家族が1人いなくなったとしても、お前は、いつでも変わらない家族の一員じゃ。例えそれが家族の責任だとしてもじゃ。フレイ、お前は妖精の尻尾の魔道士なんじゃから。」
フレイがギルド全体を見回して、マスターに視線を戻す。
フ「俺、帰って来たんだよな・・・自分のギルドに、自分の家に・・・」
マカ「そうじゃよ。」
マスターが一度目をゆっくり閉じて、満面の笑みをフレイに向けると、
マカ「お帰り、フレイ。」
フ&マカ以外「お帰りーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!フレイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」
フレイの炎のような赤い瞳から嬉し涙が流れ落ちる。
フ「たっだいまーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」
ギルドに、私の心に欠けていた何かが、元通りになった。
マカ「今夜は・・・宴じゃーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」
全「おぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」
みんな片手にビールなどを持って、フレイと肩を組んでどんちゃん騒ぎをした。私は心の中で思いっきり叫んだ。
マ『お帰り、フレイッ!!!』
ってね☆
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