第105話 お帰り!!
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来たらな。」
俺が本来いるべき場所はアースランドだからな。
エマ「帰る事、出来るわよ。」
フ「えっ?」
エドラスのマヤが言ってる意味が最初は分からなかった。ようやく分かった時は、1人喜びの歓声を叫んでいた。
エマ「ミストガン王子にお願いして、アースランドと繋がる道を開けてくれるようにお願いしたのよ。」
おいおいおい、どんだけすごいんだよこの世界の王子はっ!?
エマ「あなたがアースランドに帰る事は、私とミストガン王子しか知らないから。あ、もう少しでアースランドと繋がる道が開くわよ。」
やっと帰れるのか。この世界での生活は、きつかったけど楽しかったなぁ〜。でも、やっぱり俺はアースランドの鳥人間で、アースランドのマヤの相棒だ。あっちの方がしっくりくるぜ。あ、そういえば・・・
フ「なぁ、帰る前に、1つ聞いていいか?」
エマ「えぇ。いいわよ。」
フ「何で、こっちの世界の本当の俺は、死んだんだ?」
エマ「あぁ、それはね・・・」
再びエドラスのマヤの固く握られた拳が、小さく震える。
エマ「私の、せいなの・・・」
フ「え・・・」
俺の思考が一瞬止まった。
エマ「3年前の事よ。私は、たった1人で危険な依頼に挑戦したのよ。【暴獣アバルルス討伐 160万J】とゆう依頼に挑戦したの。」
余談だが、エドラスのマヤはエドラスの妖精の尻尾ではS級魔道士なんだ。でも、主にする依頼は極普通の魔道士でも出来るくらいの依頼ばかり。
エマ「でも、途中で私は重症を負っちゃって動けずにいたの。アバルルスに殺されると思って、もうダメだっ!!と思った時に、アバルルスの攻撃から、フレイは、フーちゃんは、私を守ってくれたの。でも、あまりにも強烈な攻撃でね、フーちゃんは即死だった・・・あの後、すぐにギルドのみんなが駆けつけてくれて、依頼は無事に終わらせる事が出来たんだけど、私は・・・フーちゃんを、死なせちゃったの・・・」
大きなオレンジ色の瞳から、大粒の涙がこぼれ落ちた。アースランドのマヤとは違って、エドラスのマヤは泣き虫だな・・・その時、俺の背後が光りだした。振り向くと、光っている部分が空洞になっている。
エマ「アースランドに続く道よ!急いでフレイ、早くしないと消えちゃうわ!!」
フ「おう!今までありがとうな。みんなによろしく伝えてくれ。」
エマ「あ、うん・・・!」
俺が光の空洞に入ろうとすると、後ろからマヤが抱き付いてきた///////////////
フ「え・・・?お、おい、マヤ・・・///////////////////」
心臓の鼓動が早くなる。
エマ「私、フーちゃんの事が、好きだったの。」
フ「え・・・」
エドラスのマヤは、ナツじ
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