第百三十五話 退きの戦その十二
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ぞ」
例えどうなっても一人でも多く逃げるつもりだった、羽柴はその為に剣を抜いたのだ。
これまで以上に激しく辛い戦がはじまろうとしていた、だが。
ここで後ろから歓声が上がった、そして。
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