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ヘタリア大帝国
TURN83 ハニワとの戦いその八

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「そっちが」
「そうなるあるな」
「あたしはねえ、それはね」
 ハニートラップは香港兄妹とマカオ兄妹から愛を受けて艦隊指揮はかなりのものになっている、だがそれでもだった。
「空母はね」
「今ハニートラップの艦隊は戦艦あるぞ」
「だからね」
 それでだというのだ。
「艦載機はないから」
「ビームでは難しいあるな」
「ハニワのバリアをぶち抜くことは出来ないわよ」
 こう難しい顔で言う。
「残念だけれどね」
「幸い今は偵察ある、敵を見つけたら下がるよろし」
「ええ、わかったわ」
「それならそれで相手がいるある」
 人間と国家の艦隊に宇宙怪獣達である。
「無理はしない方がいいあるよ」
「わかったわ。それはそうと祖国さん」
「今度は何あるか?」
「中帝国系で今こっちにいる艦隊は九個よね」
「そうある」
「で、あたしやリンファさんとランファさんが打撃部隊で」
「香港兄妹とうちの妹は空母ある」 
 中国は妹に話す。
「そうなっているあるよ」
「他は皆打撃艦隊なのね」
「六つある」
「そうね、あたしも含めて」
「その通りある、では」
「とりあえずは偵察ね」
「宜しく頼むある」 
 とりあえずは偵察だった。ハニートラップはそれを行いすぐにだった。
 前方に大軍を見た、艦橋の士官達が口々に言う。
「多いですね」
「百個艦隊はいます」
「ええ、キューバにいるのは十個艦隊と聞いてたけれど」 
 ハニートラップも言う。
「こっちは十倍以上ね」
「ハニワも多いですよ」
 そのハニワ達もだった。
「何か異様に」
「ええ、見てるわ」
「これはやはり」
「勿論一個艦隊では向かわないわ」
 ハニートラップはこう返した。
「そうするわよ」
「はい、それでは」
「艦隊の数は把握しましたし」
「下がるわよ」
 ハニートラップは敵艦隊の全容を把握するとすぐに艦首を返させた、そうして主力と合流し一部始終を報告した。
 それを聞いて東郷は全軍に言った。
「ではこのまま正面から向かう」
「正面からですか」
「ああ、そうだ」
 こう秋山に述べる。
「正面から攻める」
「敵は我が軍より戦力は上ですが」
 秋山は東郷にあえてこのことを言った。
「手強いですよ」
「そうだな、ハニワに宇宙怪獣もいるしな」
「それでもですか」
「作戦は変えない」
 東郷は言う。
「このまま正面から向かい合いだ」 
「艦載機を出しますか」
「確かに数はあちらが多い」
 それを踏まえて、言葉にそう入っている。
「それならそれで戦い方がある」」
「では」
 こうした話をしてだった。
 東郷は全軍をアステカ軍の正面に向かわせた、そのうえで対峙しその目でも敵の全軍を見て秋山に言った。
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