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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第124話】
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の縞柄。
その豊満な乳房からはみ出そうな――というか、下乳が出てるが。
セシリアよりも大きなそれが、更に強調されていて見事な胸の谷間を作っていた。
「捜したぞ未来?セシリアも向こうで待ってるから一緒に行かないか?」
「……で、でも…恥ずかしいし……」
そう言うや、俺に見られるのが恥ずかしいらしく、屈んで此方を見上げるように見つめる未来。
「……てか何でビキニ選んだんだ?いつもはフリフリの付いたような水着だったのに」
「そ、それは……その……」
――と、何やら言いにくそうにしつつも、恥ずかしいのか頬を桜色へと染めていく未来。
そんな未来を俺は不思議に思いつつ、言いにくいならこれ以上追及しても酷だろうと思い素直に水着を褒めることにした。
「まあいいさ、言いにくいなら無理に言わなくても――それよりもさ、今回の水着、凄く可愛いな?」
「へ……?――――いつもは馬子にも衣装って言う癖に……」
むぅっと上目遣いで睨んでくる未来――。
だが更に頬は紅潮し、落ち着かないのか両方の親指でくるくると交互に回していた。
それは…面と向かって未来に言いにくいというか……。
「……てかよくよく聞いたら水着『しか』褒めてない気がするんだけど…」
「そ、そこは俺の言葉が足りなかっただけだってば!――でも、似合ってて可愛いって思ったのは本当だぞ?」
「え――ば、ばか……」
そんな驚きの表情を見せるが、かぁーっと更に顔が赤くなった顔を見せないように背け始めた。
そんな未来を可愛いなと思い、頭を撫でようとするが俺の手は不意に止まる。
――思考に過るのは、好きでもない男に頭を撫でられても未来は嫌がるのではないか……と。
これまで散々撫でたりしていたが、よくよく考えたら未来には好きな相手が居るんだよな……。
頭を撫でようとし、空に浮いていた手を引っ込める――未来自身はそれに気付かず、視線を外したままだった。
――未来の好きな相手って誰なんだ…。
幼なじみとはいえ、聞くことが出来る内容と聞けない内容もある。
――これは、聞けない内容だ……少なくとも俺の中では。
急に黙った俺を心配してか、未来が顔を覗き込む――。
「ヒルト、大丈夫…?」
「わ――か、顔が近いって…」
「あ――ご、ごめんっ」
互いに意識しあったのか、俺も顔に熱を帯びるのを感じ、未来も顔が赤かった。
「――うふふっ♪」
「――ははっ」
互いの顔が同時に赤くなったのが可笑しく、俺と未来は同時に笑みが溢れた。
「さあ未来、行こうぜ?別に恥ずかしがるような変な水着じゃないんだ――まあ、
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