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ロザリオとバンパイア〜Another story〜
第16話 亞愛とモカ
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海学園と香港のほうもな。』

まずは…アカーシャだと自分に言い聞かせる。

それは女神さんにも…言われたことだ。

『泣かせた…まま。だもんな………それに…』

ジャックは自然と笑顔になる。

『この年なら…きっと…モカ… 子供たちもいるはずだ…… もう1つ…の約束だ。』

会うのを…楽しみにしている…といった…。

会えれば……どんな感じがするだろう?

其れを考えるだけで胸が熱くなる。

……ジャックは、朱染城に向かい歩き出した。





















??? side






“ざわざわ……”


複数の男達が集まっている。

その男達はバンパイアではなかった。

この場所は朱染の領土……、彼ら以外に存在するのはあまり考えられない事だった。





「?!是不是免?的不孩子」
≪おい!こいつただのガキじゃねーか。≫

「怎?做??抓住。」
≪どうすんだよ?こんなん捕らえて≫



男達はそう話す。

その側では幼い少女が地に伏していた…。


(中国語……?何だこいつらは……? く…… さっき口を覆われたとき… 何か薬を吸わされたか? 体の自由が利かない……)

必死に身体を持ち上げようとするが、動かない。


……亜愛を探していた時、見知らぬ男達に捕らえられていたのは 9歳になったばかりのモカだった。


「さて お穣ちゃん 1つ教えて欲しいね。 今日あの家に黒ずくめの女が来なかったか? 日本名は亜愛 私達 その女殺しに来たね」


男の1人がモカの髪を乱暴に引っ張り上げながら 問いかけた。

(な…… こいつらの目的は朱染家じゃなく亜愛なのか?)

混乱しながらもモカは男たちに問いかける。

「な……なぜだ?お前らはいったい……」

その返事が来ることは無かった。

一人の男が痺れを切らしてやってきたからだ。


「おい……おしゃべりの 必要はねぇよ あいつにかかわった奴は皆殺しにすりゃあいい。まずはこのガキをバラバラにして 館に投げ込んでやろうぜ。」

男の一人が サーベルを舌なめずりしながら モカに近づいていった 周りの男も一気に沸いた。

「やれやれまったく……。 みんな相変わらず野蛮なこと考えるね カワイイのにもったいない… ……でも確かにそれ位しなきゃ 私達の怒り 収まんないね」

鬼のような形相をしながら リーダー格の男が呟いた……

「ははは そうこなくちゃ」

1人がモカの足を持ち上げた。

その表情は下衆そのものだった。

「なっ!?何をッ……」

動く事
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