第104話 エドラスからの訪問者
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あの夏の暑さがだんだん寒くなってきて、秋になる季節の変わり目。
リョ「はわわわわわ・・・」
リョウがでっかい欠伸をする。私もリョウの欠伸が移って、眠く・・・はわわわわわ・・・
ナ「マヤも十分でかい欠伸じゃねぇか。」
ハ「あい。おいらの魚が丸ごと入りそうだよ。」
魚丸ごと入らないし、ナツとリョウよりはでかくないよ。私たち最強チームは、【森バルカン退治 120万J】とゆう依頼の帰り。思った以上に早く終わって、みんなで森の中を歩いてギルドに向かう途中。
ウェ「ところでマヤさん、その子は・・・?」
ウェンディが私の腕の中にいる小さな子犬を指差す。
マ「この子は子犬のジョン。私の友達だよ☆」
ジョ「アンッ!」
ジョンは愛玩動物なんだぁ〜。ジョンのふわふわの茶色い毛並みに頬を擦り寄る。気持ちいい〜♪
ハ「ナ、ナツ・・・犬だよ。プルーみたいな変な犬じゃないよ・・・」
ル「変なってなによっ!!」
ハッピーは犬が苦手だもんね。ルーシィの星霊のプルーは平気なんだよね。まぁ、あれが小犬かどうかは私にはわからないんだけど・・・私的には、雪だるまに見えるんだけど・・・?ジョンは私と仲が良い人には絶対に吠えないから大丈夫!!でも、怒ったら怖いんだよね。
エ「ジョンはマヤにすごい懐いてるみたいだな。」
ジョ「アンッ!」
エルザの言ってる事に返事をするようにジョンが鳴く。すると、ジョンが小さな黒い鼻をヒクヒク動かすと、私の腕から飛び降りて、茂みの奥へ行っちゃった。
マ「ジョン!?どこ行くのぉっ!?待ってぇ〜!!」
ユ「マヤッ!!」
ショ「俺たちも追いかけよう!!」
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ジョンを追って私たちはかなり奥まで来ちゃった。ジョン、どこに行ったんだろう?その時、
ジョ「アンアンアンッ!!」
ジョンの鳴き声がどこからか聞こえた。
ト「こっちの方から聞こえますっ!!」
滅竜魔道士(ドラゴンスレイヤー)のナツとウェンディよりも耳がいいトーヤが言った方向に走る。すると、
?「キャアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」
悲鳴が聞こえた。まさか、ジョンが関係してるんじゃ・・・!!私は更に速度を上げてジョンの鳴き声のする方に向かって走った。しばらく走り続けると、
ジョ「グルルルルルルル・・・」
ジョンが歯をむき出しにして唸っていた。
?「ひぃ・・・っ!!!」
ジョンの目の前に、頭を抱えてうずくまっている女の子がいた。たぶん、さっきの悲鳴はこの子だと思う。私はジ
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