再開のL・二人のつながり
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…』
「!貴方は!?」
突如、彼女の目の前に男の立体映像が現れる。白いソフト帽をしたその男は鳴海 宗吉その人であった…。
「貴方…生きて…」
『確か…例の事件以来か…クロノの坊やは元気か?』
「え?ええ…今は執務官よ。」
『執務官か…』
宗吉は少し悲しそうな顔をする。
「ねえ、どうして管理局に戻ってこないの?それにこんな真似するぐらいなら…」
『俺はもう局には戻らねえ…と言うより戻れねえな。それに今から話す話は誰にも聞かれたくねえ…』
「どういうこと…?」
『『井坂』が動きだした。』
「!」
『おそらく、奴の狙いは『闇の書』。そして、メモリのデータをとることだ。』
「…」
さっきのぐーたらの顔は何処へやら…リンディの表情は真剣になる。
『俺は井坂を押さえる。お前らは闇の書を頼む。そして…この事は誰にも漏らすな。』
そう言って宗吉が通信を切ろうとすると…
「待って…」
リンディが引き留める。
「貴方…戻れないってどういうこと?」
『…』
宗吉は無言のまま懐からロストドライバーを取り出すとさらにスカルメモリを取り出す。
『『スカル』!!』
『変身…』
『『スカル』!!』
そして彼は仮面ライダースカルへと変身を遂げる。
「!」
『こういうことだ。』
余りのことに驚愕するリンディ…。
『さっき言い忘れたが俺の可愛い弟子が世話になるかもしれねえ…それじゃ、あばよ。』
スカルはそのまま通信を切った。すると、明かりは回復していく…。
しかし、彼女の心は穏やかではなかった…
「井坂隆平…第一級指定超危険ロストロギア…『ガイアメモリ』…」
その顔はとても悲痛なもので机に押し付けられた手は震えていた。
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