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リリカルなのは 仮面の男
第五話 すれ違い
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・・ジュエルシードもこの辺にあるってことか)

(あたり)

(ここで騒ぎを起こしてもお互いのためにならんぜ)

(じゃあもう一風呂あびるかね)

それだけ言うと一文字はなのは達を連れてアルフから去った。





一文字はジュエルシードの鼓動を感じ取り近くを散策していた。すると目の前を金髪の少女が横切った。

(・・・誰だ?こんな時間に・・・・それにしてもなんて悲しい目だ)

すると今度は魔力反応を感じ取りその方向へ走った。そこには。

「あれは!なのはちゃん!それにあの子は!!」

一文字が見たのはなのはと先ほどの金髪の少女の姿だった。すぐに一文字はなのはの元に向かうが。

「おっと!フェイトの邪魔はさせないよ!!」

「ぐ!」

アルフが狼形態で一文字に襲い掛かった。受け止める一文字。すると何処かの場所まで転移されてしまった。

「ここは・・・テレポーテーション?」

「お前のジュエルシード・・・貰うよ!!フェイトのためにね!!」

「フェイト・・・それがあの子の名前か?」

一文字は変身ポーズをとった。

「変身!」

ベルトの風車が回り一文字は仮面ライダーに姿を変えた。

「トオ!!」

一文字とアルフは構えた。

「はああ!!」

アルフの攻撃を一文字は受け止めた。そして一文字も殴りかかった。

「この!!」

「ライダーパンチ!!」

一文字のライダーパンチのカウンターがアルフを襲った。悶絶するアルフ。

「・・・心配するな・・・手加減はした」

「・・・くっ・・・強い」

アルフの言葉に一文字は冷徹に答えた。

「へっ・・・俺が今まで何人の改造人間を殺してきたと思う?」

「なっ」

言葉を失うアルフ。今の一文字の姿に恐怖すら感じる。ショッカー、ゲルショッカー、デストロン、GOD、デルザー軍団、ネオショッカー、ドグマ、バダン、クライシス帝国。数々の組織と激戦を繰り広げてきた一文字。そして何より『殺してきた』のキーワードに反応したアルフ。

「お前をこのまま倒してもいいんだがな・・・今あの子の支えになっているのはお前みたいだからな・・・」

「・・・なに?」

「たしか・・・プレシア・テスタロッサだったか?お前たちのボスは?」

(この男なんでこんなことまで知っている?)

アルフは混乱した。目の前にいる男はジュエルシードをただ集めているだけの男かと思っていた。だが自分たちの素性を知っている。

「何で俺がそんな事知ってるかって顔だな・・・言い忘れたが仮面ライダーは俺だけじゃない・・・」

「!!!」

アルフは恐れた。目の前にいる男のような人物がまだいるという事実に。

「そ
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