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【IS】例えばこんな生活は。
例えばこんな父親は個人的に許容できないだろ
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6月9日

大変だったよ本当に。

あれ結局何が起きたのかと思ってたら後で会長が教えてくれました。
何でも姉貴がいるおりむーと違って俺にはちゃんとした後ろ盾がないから少しでも足場を補強したかったらしい。そこで会長は思いついた。

どうも篠ノ之博士と個人的交友があるようじゃないか。しかも件の画期的マシーンは篠ノ之博士の許可を得て作ったと?つまりこのマシーンを「博士との共同開発!」と銘打って発表しちゃえば博士との貴重なパイプラインとしてゴエモン少年の利用価値が上がる。しかもこういう凄いアイテムを開発したら馬鹿な大人は「次にもっといいの来るんじゃね?」と考えてむしろ待遇が良くなる。そうなればゴエモン君がオリムラーの代わりに切り捨てられる確率はゼロに近いところまで持っていける、らしい。

詳しいことはよく分からんがそう言う話だった。結果は成功だったそうな。

ただ惜しむらくは俺の名前を強調するために開発協力者の山田先生の名前が闇に葬り去られた事だ・・・先生の同意の上だったとは言うが、せめてもの抵抗としてGMリンカーという名前は残しておこう。



6月10日

おりむーのお友達の家に一緒に行かないかと誘われたのでちょっと行ってみた。
彼の名前は弾というらしい。彼の名前は鈴ちゃんから聞いたことがある。なんでも彼が妹を見る目はジェーンさんが俺を見るそれと似ているらしい。ジェーンさんはクールビューティーなのでそれに似ている弾はダン・ザ・ナイスガイと呼ぶことにした。

向こうは俺をテレビの記者会見で見てたらしく妙に恭しく接された。どうも俺は2か月ぶりに再び1面記事を飾っていたようだ。後で妹さんも現れた。妹さんは部屋着がだらしない方らしい。はしたないからショートパンツのホック位は留めておきなさいと言っておいた。
やることもないのでT-リンカーでヴァイスとの会話を実演することに。これ機密に触れるんじゃないかと思ったがまぁ大丈夫だろう。

「ヴァイスさんヴァイスさん、おりむーの操縦はどう?」
≪足運びは上達してるけど加速が下手過ぎてENロス多すぎ。オウカ教えてあげてよ≫
≪やだ!唯でさえゴエモンと一緒に空を飛べる時間短いんだもん!!≫
「そこを何とか!この通りですから!」
≪アンタに土下座されたって私嬉しくもなんともないもん! (≧ヘ≦ )プイッ!≫
「・・・オウカ、教えてあげよう?」
≪ゴエモンが言うならいいよ?(*´∀`*)にぱー≫
「俺の扱いひでえ!?」

ダンラン兄弟はその光景に目を丸くしていた。どうだ、ISって意外とお喋りなんだぜ?



6月11日

「転入生が、一度に二人も!?」
「いやはや君たちは運がいい・・・今日は特別でね?(ISが)もう二人来てるんだ。」
みたいな感じで来た。パツ
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