常盤台中学襲撃事件
Trick36_いくぞ! 気合入れろ野郎共!!
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るからだ。ありがたく聞くがよい』
「えっと、なんですの?」
とりあえずキャラの違いはスルーを決めた白井は聞き返した。
『現状はかなり厳しい。ニシオリは常盤台中学から離れており、≪小烏丸≫のメンバーは
一番早くても到着に5分は掛かる。
それまでは1年は平民、2年は平民が護衛をして
時間を稼ぎをしろ。
3年は残念だが諦める。だが問題ない。
相手の狙いは生徒を捕まえることであり危害を加えることではない』
「なにか不適切なルビをされたきがするのですが・・・・」
『平民は高貴なる私の言うことを聞けばいいのだ!』
「直接発音しましたの!! もうルビの意味はないですの!?」
『作戦を言い渡す。ありがたく聞くがよい。
お前はこれ以上敵を倒すことを禁止する』
「な、なぜですの!?」
『総戦力でいえば平民一人で勝てるだろう。
"単独で軍隊と戦える力"(レベル5)と言われているからな。
しかし、ここには戦えない平民が多すぎる。
さらに、奴らは最低でも20人はいる。それぞれがバラバラの動きで
平民たちに危害を加えれば怪我人、死傷者が出る。
だから奴らが有利な状態で均衡する必要がある。
≪俺たちに有利だから、無理せず慎重に倒していけばいい≫
と思わせる』
「ですが!?」
『それとも20人以上を同時に倒す方法があるのか?
もしくは短時間で一気に倒す方法か?
混乱して人質にでも捕られたらどうする? 3年生は誰も守っていないが?
平民の戦闘を見ていたが、駆動鎧は電撃対策がされているのが
分かった。
工夫で敵を倒すことができたみたいだが、頭痛で頭を抑えているが見えた。
あまり多発できない技のようだ。これでは一気に倒すことはできない。
しかも平民は一番敵に警戒されている。
動きがあれば、すぐに相手が対応するだろう。
頭痛が無くても一気に倒すことは困難だ』
「では、どうしますの!?」
『ニシオリの帰りを待つ。人類最速であれば一気に片付けるのは問題ない。
敵はニシオリが常盤台中学から離れるタイミングで襲ってきた。
ならば今、常盤台から一番離れたゲートにいることも知っている。
だが、ニシオリの移動速度は異常だ。敵も計算を間違えるに違いない。
到着まで時間がかかると油断している時に奇襲で一気に片付ける。
あいつの移動速度はまさしく電光石火だからな』
「なるほど・・・・わかりましたの。
わたくしは相手が強く攻撃したときにだけ反撃し、
他は適当に攻撃するが倒さないようにすれ
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