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!!」
「このクソ野郎!! 俺の女をいやらしい目で見やがって!!」
「おい、モブ野郎、さっさと消えろ!!! 俺の女に手を出しやがったらぶっ殺すからな!!!」
などなど、貧困なレパートリーをフル活用して、同じようなセリフを一部だけ変えて流用したようなセリフをさっきから延々吐き続けています。
彼らの話をまとめると、「モブ野郎、この野郎、俺の女に手を出すな」と言いたいらしいです。
さてさて、かれこれ10分ほど彼らの暴言に付き合いましたが、正直そろそろ堪忍袋の緒が切れそうです。 さっきから聞いていれば言いたい放題ですよねまったく。
後ろの女の子も逃げてくれませんし……、
「「「おい!! 何とか言ったらどうだクソモブ野郎!!」」」
おっと、緒が切れましたよ!!!
「おめぇら、だまって聞いてれば言いたい放題言いやがって!!!!」
「「「なんだと、このモb「黙れ!!!!」ヒィッ!!」」」
「あ〜マジうるせぇはお前ら。 モブ野郎、クソ野郎と同じセリフリピートしやがって。 時々、3人同時に喋りやがるし、あれか? 双子とか三つ子は何もしなくてもなんか同じ行動とっちゃう的なあれか!? キモいんだよまじで!!! 今からお前らぶっ飛ばすからな。 これ決定事項だから」
「「「なんだと!!?」」」
「驚きの声までそろえてんじゃねぇよ。 うぜぇな。 で、ぶっ飛ばす前に1個だけ言っといてやる。
私は……、
"女"だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
絶叫とともに拳を振るう。 見事三つ子どもの顔面にめり込んだ拳はそのまま10メートルほど三つ子を吹き飛ばした。
はぁぁ、スッキリした♪
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