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ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
一部:超絶美少女幼年期
四十四話:奴隷ライフが始まります
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なるんだろうか。
「……あのさ!」
「なに?」
「俺は、断じて、ロリコンでは無いからな!」
「……私も、ショタコンでは無いよ?」
ならお互いに安心という、そういう話?
かと思ったら、頭を抱え込まれるような感じで抱き込まれました。
「……ロリコンじゃ、ないんだよね?」
「……そうだよ」
「なら、これは、一体」
ロリータには興味は無いが、お前自身が……!という話なら、それも遠慮したいんですが。
「今じゃ、なくてもいいけど。泣きたくなったら、我慢するなよ。泣けよ」
ああ、そういう話か。
なるほどこれが、ただしイケメンに限る!ってヤツか。
やっぱコイツ前回からイケメンだったんだなチクショウ。
「……まだ、泣けないみたいだけど。もうちょっと、このままでもいい?」
「……おう」
パパンの温もりを思い出す……にはちょっと若すぎるが、なんかこう、じわじわと。
「……君はさ」
「……それ。」
「ん?」
「なんで、名前。呼ばねえの?」
「そう、それ。自分のこと、ヘンリーだって、思う?」
「……ヘンリーだろ、俺は」
「そっか。じゃあ、いいんだね?そう呼んで」
「いいよ。……聞くか?普通」
「普通じゃ無いでしょ、私たちは」
「……ああ。そういう、話か」
「そう」
察しがいいな。
コレが、イケメンか!
「……ドーラだろ、お前は」
「そうかな」
「俺は、そこにこだわるほど、家族の繋がりが強くなかったから。わかんねえけど。あの人の娘として、ずっと生きてきたのは、お前だろ」
「そうかな」
そんなんで、いいのかな。
「そうだよ」
そうだろうか。
偽ってきたことが多すぎて、そうだとしても、簡単に割り切れそうも無いけど。
パパンと、ママンに、そう言われない限り。
そう思うことは、出来そうも無いけど。
「ありがとう」
「おう」
そう思う人も、いるんだ。
「……ドーラって。呼んでも、いいか?」
可愛いドーラちゃんを演じて無いときにそう呼ばれるのは、慣れないけど。
「うん」
今の私の名前は、それしか無いから。
「たぶん、十年くらい。よろしくね、ヘンリー」
「おう。よろしくな、ドーラ」
それも、慣れていこう。
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