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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第122話】
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「わ、悪くは……ありませんわ」

「ハハッ、なら良かったよ――しかし、何か逆に俺が恥ずかしいな」

「……?何故ですか?」

「……秘密だ。それよりもさ、確かサンオイル塗るってさっき約束してたな」

「そ、そうでしたわ。――ま、満足しましたので降ろしてくださいな」

「了解――よっと」


砂浜に屈み、セシリアはそのまま降りるやシートを敷き、パラソルを立てて先ほど脱いだパレオをシートの横へと置きなおす――。


「……お兄ちゃん、セシリアとそんな約束してたんだ?」

「ん?――あぁ、美冬はどうする?」

「……どうしようかなぁ…」

「そういやさ、未来はどうしたんだ?」

「みぃちゃんならお兄ちゃんに水着を見られるのが恥ずかしいって言って向こうの岩影に行っちゃったよ?」


そう指差す方向には、死角が沢山ありそうな場所が――あそこに誰か連れ込んでえっちな事してもバレないんじゃと思うぐらいの場所だ――連れ込まないけど……。


てかそもそも、着いてくる奴がいるのかどうかも怪しい――好意がある子でも、絶対警戒するだろうし。

――てかこんなバカな考えしてても仕方ないな…それよりも未来、後で探さないと。


「後で呼びにいくか、未来を――どうせ俺に見られる運命なんだから、早めにってな」

「ヒルトさん、準備が出来ましたわ」


セシリアがそう言うので、セシリアの方へと視線を移した。


「……確か背中だけでよかったよな?」

「ひ、ヒルトさんがされたいのでしたら、前も結構ですわよ?」

「え?良いの――」

「前は私がしてあげるよ、セシリア?」


俺の言葉を遮り、美冬が言う――結構強引に、何だか今日の美冬は少しおかしい気がした。


「わ、わかりました……前は美冬さんにお任せいたします。ですが背中はヒルトさんと約束致しましたので…」

「わかってるよセシリア?お兄ちゃん、遅くなっても約束は守るもん――セシリアとの勝負で勝つ約束は破ったけど」



美冬が言ってるのは四月の時の話だ……。

まあ確かに約束して果たせず戻ってきた俺はダメダメだが……。

セシリアと言い争いしたがあの時は――いや、今もだがこれから一年切磋琢磨していく仲間に対して攻撃するってのがなぁ…。

それでも、試合とかでは戦わないといけないし、やらないとこの学園にいる意味が無くなる=人体実験だろうし……。

……実際問題、俺が一番ヤバい立場だよな…。


――と、セシリアが俺の弁護をした。


「……美冬さん、あの時は……本来でしたらヒルトさんが勝ってましたわよ?」

「え?――本当、セシリア?」

「えぇ……。ヒルトさんが刀の刃が
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