魔法先生ネギま!
0356話
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、円はいやなの?」
「ご、ご、ご……ご主人様。アクセル君が私のご主人様……」
久しぶりにトリップしているあやかが元に戻る頃には、既に休憩時間は殆ど残っていなかった。
「さて、じゃあそろそろ時間だし行ってくるとしよう」
「……アクセル君、応援してます」
「怪我はしないようにしてね」
「格好良い所、見せてよね」
「チアリーダー部の応援付きなんだから、格好悪い所を見せたら後で罰ゲームね」
あやか、千鶴、円、美砂の4人から応援の言葉を貰い、瞬動を使い屋根を蹴り、虚空瞬動で宙を蹴り、試合会場の舞台へと着地する。
「おわっ、ア、アクセル君? 早かったね。っていうか、どこから登場するのさ」
俺が空から降ってきたのに驚いた声を上げる朝倉だったが、すぐにニヤリとした笑みを浮かべる。
『さて、そろそろ決勝戦が始まる時間も近づいて来ました。その決勝戦に参加する選手であるアクセル・アルマー選手は戦いを待ちきれんとばかりになんと空からの登場です!』
観客席からも朝倉の煽るような放送にテンションが上がっていく。
そしてその放送を聞いたからという訳でもないだろうが、ネギもまた試合会場へと姿を現す。
その手には桜咲と戦った時同様に杖を持っており、強い意志を込めた目で俺へと視線を向けてくる。
『そしてもう片方のネギ選手も登場したぞ。この麻帆良武道会が開始された時には、一体誰がこんな子供2人で決勝戦が行われると思ったのでしょうか』
試合会場の舞台で向き合う俺とネギ。
『ここで入った情報によりますと、ネギ選手が噂の子供先生ということは皆さん承知していると思いますが、実はアクセル・アルマー選手もまた、男女共学と飛び級に関するテストケースとして3-A所属。つまりはネギ選手の教え子であるとの事です』
「……負けないよ、アクセル君」
「ネギ、お前の力を見せてみろ」
『では、麻帆良武道会決勝戦……始めっ!』
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