本来の名
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「う……ん?」
目が覚めるとそこはあまり見かけない部屋だった、こういうのは和風とかそういう感じがする、たぶん
……というかなんで俺は目覚めているんだ? 俺は確かにあのとき死んだ……だがこの通り生きてる…………
「あ!目が覚めたのか!」
あー……これはあれだな、こいつ俺のこと助けたな、だってかなりの量の飯持って来てるもん
「これぐらいあれば足りるか?」
「安心しろ、絶対食いきれないから」
「半分くらいは俺の分なんだけど」
なら丁度一人前で食べきれる……じゃねぇや、今そういう問題じゃないな
「お前、名前はなんて言う、そしてここは何処だ」
「……質問するのにその態度はないだろ」
しまった、明らかに癖が出ちまったな
「すまん、育った場所が場所だったからな」
「別にいいけど……俺は織斑一夏、そんでここは日本」
日本!? その地名は地上の国の名前のはず……そうかこれがタイムスリップか、これはなかなか面白いな
「ありがとう、ところで俺のACは見なかったか?」
「AC?なんだそれ?」
訂正、パラレルワールドだったのか、もっと面白そうだ
「何でもない、忘れてくれ」
「フーン……そうだ、あんた名前は?」
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