第103話 お化けも楽しむ夏祭り 咲き誇れ!光の花よ!
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を抱き抱えたまま地面にドサッと落ちる。
エ「リョウ!?」
ウェ「ルーシィさん!?」
ナ「おい!大丈夫か!?」
俺は痛む左足を押さえながらゆっくり起き上がる。
マ「リョウとルーシィも、変なお化けに・・・?」
「も」って事は、お前たちもか。
ショ「トーヤ、あのお化けたちは、お前と契約してるお化けたちじゃないよな。」
ト「はい・・・たぶん、あのお化けたちは、『楽明幽』だと思います。」
グ「楽明幽?」
聞いた事があるぞ。お化けにもいくつか種類があって、トーヤが主に契約してるお化けたちは『信人幽』。トーヤのような特定の人間にしか見る事ができないお化け、『幻視幽』。そして、俺たちが今回見たお化けは、人を騙したり、脅かしたりするのが好きなお化け、『楽明幽』とゆうお化けっていう事か。
ト「リョウさんの言うとおりです。『楽明幽』は、人が大勢集まる暗い場所に現れやすいんです。」
なるほどな。お化けも夏祭りを楽しんでるって事か。まっ、何も危害を及ばないお化けじゃないなら別にいいんだ。
ユ「まだ花火大会まで後1時間もあるよ。」
ル「じゃあ、まだいろいろ見て回ってましょう。」
ルーシィの提案で花火大会までまだ祭りを楽しむ事にした。マグノリアの花火大会って、どんくらいすごいんだろうな?楽しみだぜっ!!
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1時間後。
ヒューーーーーーーーーー、ドドッガガガァァァァァァァァァンッ!!花火大会始まりの合図の花火が打ち上げられた。ヒューーーーーーーーーー、ドドッガガガァァァァァァァァァンッ!!ドガァァァンッ!ドガガガァァァァァンッ!ドガガァァァンッ!ドドドガガガガガガガガガガァァァァァァァァァァンッ!!それから次々に、今日のルーシィたちの浴衣のように色とりどりの花火を空に咲かせていく。
ル「すごぉ〜い!!」
グ「ここの花火は何度見ても飽きねぇぜ。」
赤、黄色、緑、青、さまざまな色の花火が夜空に満開に咲く。
ショ「迫力があるな〜。」
ウェ「すごく大きいね、シャルル。」
シャ「えぇ、とっても。」
菊の花、滝、蝶の形の花火も咲き誇る。
ト「うわぁ〜!!」
ユ「きれぇ〜い!!」
マ「たまや〜!!かきや〜!!」
ヒューーーーーーーーーー、ドドッガガガガガァァァァァンッ!!夜空に赤い妖精の尻尾のギルドマークの花火が打ちあがる。
エ「妖精の尻尾のギルドマークだっ!!」
ナ「すっげーーーーーーーーーーっ!!!」
ハ「あいっ!!」
そして、ヒュ
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