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無限の赤龍帝
3人の初めて?
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 現在、式典も終わって、俺達ナベリウスの眷属は母さんの家に来ている。燿も後ほど合流する予定だ。

「さて、どうしたのものかな……」

俺は和室の隅っこで膝を抱えて三角座りをしながら、沈んだ雰囲気を出すドライグを見ながら考える。

「ふむ。全然ダメそうじゃな」

「ああ。原因は心辺りはあるんだがな」

「それは神力の力か」

「知ってるのか?」

「当然じゃ。お主が生まれた時、膨大な神力を宿しておったからの。まあ、変な事に巻き込まれるの困るので、別の世界で育てる事にしたんじゃがな」

全部ばれてやがるんだな。流石母さん。

「そっか。まあ、オーフィスが幼女姿でそのまま実体化して出てこれるよう力が働いているのだが……」

「それがオーフィスとドライグを融合させた事で、2人に作用するようになったのじゃな。そもそも、オーフィスとドライグは同じ龍であっても、存在の格は明らかにオーフィスの方が上じゃからの。融合によって混じり合い、分かたれる時は増幅された状態じゃった。故に、引っ張り上げられた状態で別れ、オーフィスの特性がドライグにも適応されたのじゃな」

「それが正解だろうな」

「おい、ドライグよ、いつまでしょげておるか。何事もプラス思考が肝心じゃぞ」

「うるさいっ、貴様にわかるかっ!! 何故、俺が幼女にならねばならんのだっ!!」

「幼女もいいもんじゃぞ。それにじゃ、おんしは絶大なパワーアップを遂げておるのじゃぞ?」

「なんだと……?」

「よいか? お前はオーフィスと、無限龍と融合し、均等に分かたれた。それもオーフィスの元の力から余った増幅した状態の力をオーフィスでなく、お主に与える事によってじゃ。つまり、お前はオーフィスに比肩しうる力を手に入れたのじゃ。封印される前よりも明らかに強力な力じゃ。それを得られたのだから、幼女化など些細な事であろう」

「そっ、そう考えればそうだな。確かに今まで感じた力よりも遥かに強大だ」

「それに、ドライグ。俺はそうなって嬉しく思うぞ」

俺が近づいて声をかけると、ドライグはビクッと震えて壁に背中をつける。

「まっ、待て、貴様……まさか、俺にもあのような事をするつもりかっ!!」

「もちろんだとも。お前は俺の相棒だからな。オーフィスと同じように扱ってやらなくては」

「……それがいい」

「だから待て! 俺は男だぞっ!」

「今は女だ。それに、そもそもドラゴンに性別があるのかは疑問だし、お前のは転生に近いし問題無い」

「……我と一緒。これで、対等……嫌?」

「いや、嫌ではないが……」

「……気持ちいい。大丈夫。最初が痛いだけ……それとも、意気地なし……?」

「むっ!? よかろう、やってや
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