暁 〜小説投稿サイト〜
モンスターハンター 〜厄災の狩人達〜
明星の英雄
陽龍
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。さぁ行こう!」

「ったくムチャすんなぁ!そういうの嫌いじゃないぜ!」

アルフレッドとダイラスはエリア七へ向かった。




「アイツだ。」

蚊の鳴くような声でダイラスは指差した。そこには周辺のブルノスより遥かに大きい個体種が走っていた。

「どうやら、テロス密林にいるランポスの親玉ドスランポスと生態が一緒のようだ。」

「そういやオレはテロス密林に行ったことがあるけど、そのときのドスランポスはそんなにデカくなかったぞ?」

「その土地その土地に生息している種類によって違うんだ。ランポスとゲネポス、ギアノス辺りは
 そんなに大きくはならないんだけど、クルブティオス湿地帯に生息しているイーオスは大きくなりやすい
 個体なんだ。」

「そんなもんなのか。とにかく!あのでっけぇブルノスはそこいらのよりもっとでけぇの吐いて来るんだよ!」

「それは、体が大きくなれば自然と攻撃能力も増すだろうね。」

「おい!アイツ、俺たちに気づいたぞ!」

「まずいな。よし、僕がアイツを引き付けるからラスはその間にブルノスの鱗を!」

「分かった!」

ダイラスとアルフレッドは二手に分かれた。

「おーい!こっちだぞー!」

アルフレッドは大きいブルノス目掛けてペイントボールを投げつけ、挑発した。
大きいブルノスは完全にアルフレッドの挑発に乗ってしまったかのように
アルフレッド目掛けて走り出した。

「アルー!採れたぞー!」

ダイラスが鱗を手に掲げている。

「よぅし!行くぞぉ、目をふさいでろラスー!」

アルは閃光玉を投げた。何かが弾け飛んだかのように勢いよくビンが割れ、閃光が走った。
周辺のブルノスは目がくらんでフラフラしている。大きい個体種にも効いているようだ。

「今だっ!」

アルフレッドはクロノスソードを滑らせた。途端に何かがヒラリと落ちた。
落ちた何かを回収し、アルフレッドとダイラスは一目散に走り出した。

「強走の粉塵の効果でどこまででも走れそうな気がするぜ!」

「うん、そうだね。でも今は必死に逃げることを考えたほうがいいよ!」

「ああ!言われなくても最初からそうしてる!」

数分走った後拠点にたどり着いた。

「おっ、荷車だ!早く乗ろうぜ!」

「賛成だよ!」

二人は矢のごとく荷車に飛び乗り、バノトプスの背中を叩いた。
バノトプスはゆっくりと荷車を引き出した。

「危なかったなあ、アル。」

「そうだね、ラス。」

その時、日差しが急に強くなった。

「ぬあっ眩しい!なんなんだこの光は!」

「あれが言葉に困った原因さ。」

そこには神々しい龍が空を翔けていた。

「アル!アイツはなんなんだ!
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