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ヘタリア大帝国
TURN83 ハニワとの戦いその四
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 そのハニワ艦に攻撃を仕掛けた、周囲に群がり波状攻撃を浴びせる。
「よし!今だ!」
「攻撃開始だ!」
 艦載機の魚雷や爆弾、ミサイル等を放ちそれでハニワ達を攻撃する。ハニワ達は確かにビームには強かった。
 だが艦載機からの攻撃を受けて次々に割れる、そして。
「ホーーーー!」
「ホーーーー!」 
 絶叫と共に四散していく、瞬時にくっついて元に戻るがそれでもだった。
「割れ目をなおさなくては!」
「一旦撤退しよう!」
「ああ、はよさがるんや!」
 キュ−バもそのハニワ達に告げる。
「無理すんな!」
「わかったホーーー!」
「ここでは下がるホーーーー!」
 ハニワ達もキューバの言葉を受けて下がる、枢軸軍はまずはハニワ達を退けた。
 それから次はだった。
 台湾兄妹の艦隊が前に出る、そして。
「よし、出番なんだぜ!」
「やってやるニダ!」
 韓国兄妹の艦隊もだった、彼等は戦艦と水雷駆逐艦からなる打撃部隊を指揮している。
 それは宇垣に夕霧、ハンガリー兄もだ。既に機動部隊は一旦下がっている。
 宇垣は打撃部隊を動かしながら言った。
「まずは宇宙怪獣を叩き」
「そしてですね」
「そのうえで」
「敵の普通の艦隊も攻撃する」
 彼等もだというのだ。
「そうするとしよう」
「わかりました、それでは」
「ここは」
「敵は既に七個艦隊」
 ハニワ艦隊は見事に全滅している。
「その七個艦隊を叩けばいい」
「問題は宇宙怪獣ですね」
 ここで言ったのはハンガリー兄だった。
「彼等とキューバさんの艦隊は手強いですね」
「その通りです」
 宇垣もこう答える。
「問題は彼等です」
「では彼等には攻撃を集中させますか」
「特に宇宙怪獣です」
 宇垣は宇宙に展開する異形の者達を見据えていた。
「艦隊の中の数も多いですし」
「だから問題ですね」
「ここは」
「そうです。注意しましょう」
 こう言ってそしてだった。
 まずは宇宙怪獣を攻める、戦艦の一斉射撃が宇宙怪獣を襲う。
 無数の光の矢が彼等を撃つ、それでかなりの数は倒せた。
 だが彼等は健在だった、何とか艦隊としての体裁は保っている。
 宇垣もそれは想定していた、それで言うのだった。
「次の水雷攻撃です」
「それで止めですね」
「はい、そうしましょう」
「じゃあ今は」 
 ハンガリー兄は宇垣に応じつつ言う。
「このまま人間の艦隊と」
「キューバ殿の艦隊を攻撃します」
 宇垣は戦術もわかっていた、伊達に海軍出身ではない。
「そうしますので」
「わかりました、それでは」
 人間の艦隊とキューバが直接指揮する艦隊への攻撃も行われる、そしてだった。
「駄目です、通常艦隊壊滅です!」
「敵の攻撃力が違います!」
「やっぱなあ」
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