第五章 StrikerS編
第百三十五話 『現れるナンバーズ達』
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面の下に逃げおおせていました。
なかなかの曲者ですね。
そして起こる地震。これは…。
「大型召喚の気配があります…。多分それが原因です」
「召喚師だったのですか。あの少女は…」
「レリックは確保したけどやばいな。
崩れたらひとたまりもねぇ…。
脱出するぞ! スバル、ギンガ!」
「はい! ウイングロード!!」
それによって上へ上へとウイングロードが伸びていく。
こういう使い方があるから便利ですね。
「ティアナ、キャロ。早く脱出しましょう!」
「少し待ってください! レリックを奪われないように少し細工をします!」
「細工、ですか…?」
「ええ。とっておきです!」
まずキャロがレリックの封印作業をしてティアナがそれを幻術で、と…。
なるほど。これは効果的ですね。
その作業が終了し、
「それじゃ脱出するぞ! あたしは最後に出るからお前達は早く行け!」
「分かりました。殿、お願いしますよ。ヴィータ」
それで私達は地上へと脱出していった。
そして外に出ると大型召喚獣が見えたので私は空を飛びながらヴィータ、フィアット、リインと向かいフォワード陣も次々とやってきます。
アギトから火炎弾を受けますがレンが前に出て、
「防いでみせる!」
《Protection Powerd Plus.》
広範囲に展開したプロテクションですべて防ぎきっていた。
そしてレンの影からランが剣を構えて跳躍し、
「受けなさい! 斬氷閃!!」
火炎弾が氷の刃と衝突しすべて消されていく。
そしてリインが紫色の髪の少女とアギトにバインドをかけてついに動きを封じました。
私達も全員合流し、捕縛準備はオッケイです。
「…ふぅ。子供をいじめているみてーでいい気はしねぇが…市街地での危険魔法使用に公務執行妨害。その他諸々で逮捕する」
ヴィータがそう言った。もう大丈夫のようですね。
◆◇―――――――――◇◆
Side クアットロ
「ディエチちゃん、ちゃんと見えてる?」
「ああ。遮蔽物もないし空気も澄んでる…よく見えるよ」
ディエチちゃんの目は特別製だからねぇー。
そこでディエチちゃんが、
「でもいいの、クアットロ? 撃っちゃって…。
ケースは残せるだろうけどマテリアルの方は破壊しちゃうことになる」
「ふふふ♪ ドクターとウーノ姉さま曰く、あのマテリアルが当たりなら、本当に“聖王”の器ならこんな攻撃くらいでは死んじゃわないから大丈夫、だそうよ?」
「ふーん?」
そこにウーノ姉様から連絡が入ってくる。
『クアットロ。ルーテシアお嬢様とアギト様が捕まったわ』
「ああ、そういえば捕まってましたね〜?」
『今はセインが様子を伺っているけど
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