第五章 StrikerS編
第百三十五話 『現れるナンバーズ達』
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「この程度の閃光! 私に通用するとお思いですか!?」
魔力放出で逆にその閃光弾を吹き飛ばした。
「くっ!? こんなやつが機動六課にいたっていうのかよ!?」
見ればそこにはリインと同じサイズの…おそらく融合騎がいた。
私は剣を向けて、
「今度は何者だ? 私の剣の錆になりたくなければ名のるがいい」
「くっ…あたしは烈火の剣精のアギトだ!」
「アギトですか。了解しました。
しかし、私も手加減はいたしません。
おとなしく捕まってくださればこれ以上の危害は与えません」
「なに余裕かましてるんだよ!」
そう言ってアギトは私に火炎弾を放ってきますが私の対魔力の前では無に等しい。
私の前ですべて弾かれていく。
「な!? なんだよそれ! 反則だろ!」
「反則もなにもありません。さて、覚悟はいいですか?」
「くっ…!」
と、そこに、
《アルトリア! 全員無事か!?》
《ヴィータですか。ええ、もうレリックも確保しましたから後は捕縛するだけです》
《上等だ! すぐにあたし達も到着するからいい感じに引きつけておいてくれ!》
《了解しました》
それでヴィータとの念話を終了させた後すぐに、
「なんだ!? この魔力反応!? 数は三つ、でけー!!」
「でやぁぁぁあああーーー!! ぶち抜けー!」
ヴィータが天井をぶち破り、リインとフィアットが魔法を展開し、
「チェーンバインド!」
「捕らえよ! 凍てつく足枷!」
「ぶっ飛べー!!」
まずフィアットが二人を縛り上げ、リインが凍てつく足枷で凍りつかせ、ヴィータが負傷しているガリューにさらにグラーフアイゼンを叩き込んだ。
それによって全員はいい感じに捕らえたようです。
「ヴィータ。ナイスタイミングです」
「おうよ!」
「みんな無事でよかったです」
「そうですね」
「私がいるのですから当然ですよ」
「さっすがアルトリアお姉さんです!」
それでスバル達もおずおずと出てきて、
「さすがアルトリアさん…。
さらにヴィータ副隊長達も強ーい…。
でも局員が公共の施設を破壊していいのかな?」
「まぁ、ここら辺はもう廃棄都市区画だしね…」
「でも改めて力の違いを思い知らされました…」
「うん…」
私はエリオへと寄り、
「キャロ、大丈夫ですか…?」
「は、はい。大丈夫です…。エリオ君、もう大丈夫だから…」
「あ、うん…」
それでエリオは赤くなってさらに赤い顔のキャロを降ろしていました。
ふふ、微笑ましいですね。
さて、では改めて捕縛しましょうか。
だがまだ詰めが甘かったようです。
「逃げられた!」
「こっちもです!」
ガリューの方はいつの間にか消えていて、紫の髪の子とアギトも地
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