第五章 StrikerS編
第百三十五話 『現れるナンバーズ達』
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造魔導師」
「倫理的な問題はもちろん…今の技術じゃ色々と無理な問題が生じてくる。
コストも合わないからよっぽどどうかしている連中でもない限り手を出したりしない技術なんだけど…」
「ひどいですね…」
「人をなんだと思っているのか…」
私達がそう話す。
それを聞いてエリオが少し微妙な顔をする。
前に話してくれた話を思い出しているのだろう。
だから、
「別にエリオの事をどうとか言ってるわけじゃないからね?」
「そうだよ、エリオ君」
「はい…」
それでエリオは元気を取り戻す。
そんな時にキャロのデバイス、ケリュケイオンが反応を示し、
《動体反応確認。ガジェットドローンです》
「来ます! 小型ガジェット六機!」
それで私達は構える。
◆◇―――――――――◇◆
Side シホ・E・S・高町
空の方では急に増えたガジェットの反応で私達は囲まれていた。
『航空反応増大! これって…嘘でしょ?』
『なんだ、これは…?』
一同の動揺の声が聞こえてくる。
それは私達も同じだ。
数が多すぎる。
『波形チェック。誤認じゃないの?』
『問題でません。どの反応も実機と変わりありません』
「こちらも目視で確認できるわ! この、ナインライブズ!」
私がナインライブズを放つがいくつかは透けて通り過ぎていく。
キリがないわね…。
いちいち解析をかけて潰していくのも面倒だし。
「幻影と実機の構成編隊…」
「防衛ラインを越させない自信はあるけどちょっとキリがないね」
「ここまで派手な引きつけをするってことは…」
「地下かヘリの方に主力が向かってる」
「なのは、シホ。私がここに残って抑えるからヴィータ達と一緒に…」
「フェイトちゃん!?」
「トリオでも普通に空戦していたら時間がかかりすぎるから…限定解除すれば広域攻撃でまとめて落とせる」
「それは、そうだけど…」
「嫌な予感がするんだ…」
「なら、フェイトじゃなくて私が残るわ。殲滅戦は大の得意だから」
「シホちゃんまで!?」
そんな時だった。
『割り込み失礼するで!
ロングアーチからライトニング1、セイバーズ1へ。その案も限定解除も部隊長権限で却下します』
「はやて!」
「はやてちゃん! なんで騎士甲冑を!?」
「まさかはやての限定解除?」
『私も嫌な予感がしてな。
クロノ君から限定解除の要請をした。
空の掃除は私がやるよ。
というわけでなのはちゃん、フェイトちゃん、シホちゃんはヘリの護衛。
ヴィータとリイン、フィアちゃんはフォワード陣と合流。ケースの回収任務にあたってな』
『了解!』
『了解です!』
『わかりました!』
◆◇―――――――――◇
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