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インフィニットストラトス サタンと契約した憤怒の一夏
遊び
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『織斑聞こえる?こっちはもうすぐ終わりそうよ』

「そうか、ちょうど俺もトイレでターゲットを殺したところだ」

俺の真横には青い炎で燃え盛っている一つの物体がある。この燃えているのが今回のターゲットだ。

『なんでトイレなのよ……ところでアンタの今回のターゲットって誰だったの?』

「ドイツで非合法のシステムを作っている奴らの大将だよ。コイツの財布の中はすごいぞ、万札が21枚も入ってる」

『……護衛も付けてなかったの?』

「護衛の奴はクロロフォルムでお休み中だ。お前から貰ったドッグタグが役にたったよ」

『それはよかった。私も終わったから、そっちに向かうわ』

「分かった」

電話が終わりケータイをポケットにしまうと、警報がトイレ内に鳴り響いた。

「なんだ火事か!?」

(そんな訳あるか……どうやらドイツ製のISに積まれていたVTシステムを作動したみたいだ)

サタンが原因を調べるとどうやらVTシステムが作動したみたいだ。

(よかったー。てっきりこの青い炎が原因で火災警報が作動したのかと思ったぞ)

(そんな事よりどうやらお前の弟が戦っているみたいだぞ。助けに行くか?)

(………いいや、助けない。けど、邪魔をしてやるか。サタン、フルスキンモードだ)

(了解した)

サタンが了承した瞬間、全身に青い光が集まり体を包み込み光がはじけると、全身装甲のISが立っていた。その姿は二本の角の生えた邪竜を思わせるような姿だ。いつの間にかトイレの中はとてつもない熱気が立ちこめていた。

「じゃあ行くか」

俺はトイレの天井を突き破ってアリーナに出た。





       ー◇◇◇◇◇◇◇◇ー

俺がアリーナを突き破ってみると十秋と金髪の男子に箒がこちらに視線を向けた。そして黒い物体をこちらの方を向いた。暮桜か、懐かしいな

「なんだあのISは!?」

(サタン、声のトーンを低くしてくれ)

サタンに声のトーンを低くしてもらい、俺はしゃべる事にした。

「我が名は『憤怒』のラース、そしてこの機体は『サタン』だ」

俺は自己紹介をしながらアリーナに降りると金髪男子が銃をこちらに向けた。ちなみにこのラースとは、朝川と一緒に考えたコードネームである。

「サタンだって!じゃあお前が兄さんを殺した奴か!」

何言ってんだ十秋の奴。あぁ、俺を殺したのはサタンのパイロットってことになってるのか。公式記録で自分が死んでること忘れてた。なら一芝居してやるか。

「…兄さん?あぁ織斑一夏のことか。懐かしい名前だな。それがどうした?」

「どうしただと。ふざけるなぁぁぁぁ!!」

十秋は『零落白夜』を発動させながらこちらに向かってきた。俺は向かってき
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