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ハヤテと泉が幼馴染!?
第15話
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!? ……でもどうしよう、このままじゃばれるのも時間の問題だよね……けど、どうしたら……

 すると悩んでいる私は、ふと神父さんが目に入った。
 ――これだ!
 ……ごめん……神父さん。
 思いついた作戦に、心の中で神父さんに謝りながら私はついさっき思いついた作戦を実行した。

「ね、ねぇヒナちゃん!」
「わ! 急にどうしたの泉!?」
「い、今、そこに何かいたの!」
 私は出来るだけ怖がっているように言った。

「え!? ど、どこに!?」
「そ、そこ!」
 そう言って私は神父さんの方に指を指す。
「な!? ば、バカ! その娘が私の方に気を向けたら……」
「た、確かに何かいる気配がするわ!」
 ヒナちゃんは神父さんの何かを感じたらしい。

 ……相変わらず凄いね、ヒナちゃん。……予想以上だよ。
「なに? もしかして……」
 そこでヒナちゃんは首を左右に振り
「いやいやそんなことない!!」
 自分の考えを否定したいためか、神父さんにどこからか出した刀で神父さんに切りかかった。
「うわっ!」
「はずれた!」
 ヒナちゃん見えないのに外れたのか分かるんだ……。
「冗談じゃない! 何で私が……うわっーー!」
「またかわされた!」

 そして神父さんは私を指差し、
「とりあえず君への文句は後だ! 今は逃げる!」
 そう言って外に出て行ってしまった。
「あ! 外の方に! ちょっと見てくるわね!」
 さらにヒナちゃんまで神父さんを追いかけて出て行く。
 え〜と……と、とりあえず、ハヤ太くんに電話、電話!



 その後ハヤ太くんに電話をして事情を話し、ハヤ太くんはヒナちゃんの誤解などを、私は神父さんの機嫌直し&愚痴を聞かされた。

 神父さんには今度、何かあまり高くない神父さんがほしい物を何か一つ買ってあげる。もしくはあげるかで機嫌を直したんだけど……
『なんでも一つだな…フフフフ』
 あの最後の笑いが凄く気になった。


 こうして、とても冷や冷やした1日が終わった。








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