第四話 決意を込めて
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「答えは一つだ!悪党の現れるとこ、必ず俺も現れるって事よ!!」
「グゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!」
赤い狼は茂に向かって吼えた。
「確かアルフさんといったな・・・お手並み拝見と行くぜ!!えい!!!」
茂はアルフと呼んだ狼に飛び掛った。なのはも追いかけようとしたが追いついた一文字に止められてしまった。
茂はアルフの牙を掻い潜りながら拳を入れアルフにジャンパーを外されてしまいよろけた。
「へ!噛みたけりゃ噛んでみろぅ!!」
自分の腕を差し出す茂。正気かと思ったなのは。アルフが茂の腕に噛み付くとアルフが感電した。
「ぐ!うううう!!!」
流石に口内の衝撃は厳しいらしい。もがいているアルフ。
「へっへへへ!今のはほんの小手調べだ・・・さぁていよいよ本腰を入れるか・・・・驚いて目を回すなよ!!!!」
茂が力を引き出す動きに入ろうとした瞬間。無数の光が茂を襲った。
「なに!?」
茂が振り向くとそこには金髪の少女が立っていた。
「子供?」
驚いている茂に少女は杖から光を放つ。相手が子供ということもあり茂は手を出せない。
「ぐあああああああ!!!」
膝をつく茂。そしてジュエルシードは少女が回収してしまった。少女が茂にトドメを刺そうとした時。
「エレクトロファイヤー!!」
茂が手袋を外し高電流をながしその場を撤退した。
おやっさんの元へ帰還した一文字たち。
「すまねえ一文字さん俺のせいで・・・」
「気にするな・・・相手が子供じゃ俺も戦えなかっただろう。それにお前が着てくれなかったらなのはちゃんが危なかった」
「やっぱり一文字さん達も同じことを?」
「まぁな・・・・」
一文字はなのはとユーノを乗せかえる準備をした。見送りに藤兵衛と茂もいた。
「それじゃあオヤッさんまた今度」
「ああ、またな。なのはちゃんいつでも遊びにおいで」
「はい!」
「なんかあったら俺もすぐに駆けつける」
「茂さん・・・ありがとうございます!!」
「じゃあ行くぞ!!」
そう言うとなのは達は立花レーシングクラブを後にした。
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