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ロザリオとバンパイア〜Another story〜
第15話 勘違いと嘘
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をあの世界に書き換えたから……歪んだんじゃ無いか。そうとしか考えられない。……つまりは俺の責任でもあることだ。だから…その 化物から かけがえの無い仲間を護れたんだ!……それを後悔したとは言わせないぞ!!』

ジャックは興奮しながら訴えた。

嘘?そんなはずはない!と!

漫画が好きだからとかじゃない。

会った本人達が好きになったんだ。

あの3人を。


≪アカーシャ・御子神・東方不敗≫


彼らとの絆は自分にとってかけがえの無い…何にも変えられない宝。

……絶対に後悔など無い。


「ははっ、あんた頭イイね……!多分あんたの言ったこと 正解だよ。世界の書き換えにはさまざまな 現象、つまり≪バグ≫が起こることがあるって 先輩がいってたし、所謂修正力?パワーバランスを整えるためにさ!世界も生きてるらしいから。(まー ぶっちゃけ忘れてたけどね!笑)」


『最後の!一言!最後の聞こえた!! 忘れるなよ! んな大事なことを!! 事前にあるんだったら、心構えもできるのに!』

ジャックは思わず突っ込んでしまってた。

重要なことを……忘れるって!! 苦笑


「……後アンタ嘘ついてるって言ったのは そのことじゃなくて……。と言うより、気づいているんでしょ?自分でもさ……、 そう≪悔い≫のことだよ。」


見る事は出来ないが、わかる。

感じる…… 今、目の前の女神は笑ってるんだ……。

ジャックはそう感じていた。



『え?』

だからこそ……必要以上に驚いたように声を上げていた。

初め、女神が言っていた≪嘘≫その言葉に強く反応し……。

そして、≪悔い≫と言う言葉が≪嘘≫だと言われ再び強く反応した。

女神は、核心突く所へと……。





「アンタ悔いないって言ったよね?それが嘘なんだよ。……アンタ、【泣かせたまま】でいいの?」



『っつ!!』



赤面してるのが自分でも分かる。

泣かせたままで良い分けない。

そう叫びたかった。

だけど……声が出てこなかったんだ。


「凄いよね〜 相手は 今後男いる女になるのに あそこまで 大切に思っちゃってさ!不倫しちゃまずいんじゃないの?(笑)それとも〜 あは♪ モカちゃんのパパに予定だったとか?狙ってたの?」


(こら!人聞きの悪いこと言うな!! 親愛だ!親愛!パパ!!!!!んなわけないだろ!!)




「んー 親愛か……。それ、ちょっとつまんないかもね〜 後さ、キミ動揺しすぎ♪人間じゃないんだし?一夫多妻もいいかもよ?」

『うるさいな。それに!いいわけないだろ!ベースは日本人なんだから!』

一夫
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