暁 〜小説投稿サイト〜
ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
一部:超絶美少女幼年期
三十八話:敵情視察は大切です
[1/4]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
ラインハットの城下町に、着きました!
都会です!賑わってます!華やかです!
前世での文明の発達した大都会を知ってる者としては、気後れするほどでも無いんですが。
今生で、この世界で、これほど栄えてる町を見るのは、初めてですからね!
文明が前世ほど発達してないというのも、また味ですしね!
ウキウキしますね!
時間があれば観光とかしたいところですが、さすがに王様にパパンが呼び出し食らってる状況で、そんな場合では無いので。
まっすぐにお城に向かうパパンについて、大人しくお城に向かいます。
この後もたぶんそんな場合では無いし、十年後は寂れてるし。おあずけ期間長いな、これも!まあいいか!大した問題では無い!とか自分に言い聞かせつつ。
今さらながら魔物とか連れて城に入って大丈夫なんだろうか、なんか聞かれたらネコだと言い張ろう、とドキドキしながら、城の正面玄関に入り。
見慣れない子連れ(かつ魔物連れ)の旅人が、堂々と踏み込んでくるのに警戒も顕に立ち塞がる衛兵に、パパンが動じずに名乗りを上げて王の招きである旨を伝えると、あっさり警戒を解いて態度も改め、子供と魔物の件にも特につっこまれずに、丁重に奥へと通され。
やはりパパンの威容の前には、少々の不審な点など物の数にも入らないのね!きゃー!パパ、かっこいー!
などと内心盛り上がりつつ、玉座の間へと案内されます。
「おお!待ちかねたぞ!パパスとやら、其方の勇猛さ、この儂も聞き及んでおる!その腕を見込んで、ちと頼みがあるのだが。……パパス、もう少し、側に!皆の者は、下がって良いぞ!」
初対面ぽいことを言いながら、旧友に会ったかのように(『私』によれば友人関係らしいので、実際そうなんだろう)嬉しそうにパパンに呼び掛け、人払いをする王様。
そして王様とパパンに勧められて、話し込むふたりから離れ、お城の探検を開始する私。
うむうむ、男同士、積もる話もあるでしょうからね!邪魔なんか、しませんとも!
わざわざパパンを呼んでヘンリーのお守り、っていうか教育?をさせる理由はちょっと気になるが、どうせ私がいるところでは話してくれないだろうしね!
それに
敵
(
ヘンリー
)
を知るために、情報収集はきっちりしとかないといけないし!
ということで、意気込んで城内を歩き始める私。
兵士Aの証言。
「ヘンリー様は物静かというか、大人しくてお優しいのは良いんだが。次の王としては、今ひとつ覇気に欠けるというか。もう少し、やんちゃなくらいでもいいと思うんだがなあ」
……はい?
誰の話ですか?
デール王子とかじゃ、なくて?
……これだけじゃ、わからん。
次、いってみよう!
兵士Bの証言。
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ