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ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
一部:超絶美少女幼年期
三十八話:敵情視察は大切です
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「ヘンリー様は大人しくてお優しいですが、人見知りなところがありますからね。慣れれば、平気になるでしょう。むさ苦しくて申し訳ありませんが、今しばらく、我々と一緒で、ご辛抱ください」
「仕事の邪魔をして、済まないな」
「とんでもない!気分も変わるし、珍しいお話も聞けますし。有り難いくらいですよ!」
談笑する、大人のみなさん。
和やかで大変よろしいんですが、話を進めても良いでしょうか。
「わたしも、ここにいれば、いいですか?」
もう行ってきますでもいい気もするが、あんまり乗り気な感じを醸し出して、間違って外堀とか埋められちゃうと、本当に困るので。
「いや。ドーラなら子供同士で、王子とも仲良くなれるかもしれない。良ければ、頑張ってみてくれないか?」
「そうですね!こんな可愛らしいお嬢さんなら、ヘンリー王子も大喜びですよ!」
……衛兵さん、余計なことは言わんでよろしい!
喜ばれても、困るから!
パパンからも、冷気が流れ出してるし!!
衛兵さんが何かを察知して冷や汗を流し、慌てた感じで言い直します。
「あ、いや、ヘンリー王子が特に、ということでは無く!男なら誰でも、可愛らしい女性には、弱いものでしょう!」
「……ドーラ。なにかあったら、すぐに父さんを呼ぶんだぞ」
心配するような種類のなにかは、さすがに無いと思いますが。
子供だし。お互いに。
めんどくさいので、もう行こう。
「はい!それじゃ、がんばってきますね!おとうさんのために!」
フォローも兼ねて発した私の宣言に、パパンの発する冷気が和らぎ、衛兵さんから感謝の視線が注がれます。
うむ、これに懲りたら、不用意な言動は慎むように!
お互いの、幸せのためにね!
では、本当に!
宿敵退治
(
ヘンリーに会い
)
に、行ってきます!
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