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甲羅の恋。

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気持ちばかりが焦る。

(どうしよう! 助けて!!)


「――あれ?」水面を探す彼は私を見つけられない。

「……もしかして泳げないのか!?」

彼が再び海に潜った頃、そこにはもう私の姿はなかった。






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