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めだかボックス 〜From despair to hope 〜
第34話 「わ…わわわわわん!!!! きゃぃいん!!」
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っというだけ…に留まっていた。
「僕は……物じゃないよぉ…? レンタル不可だよ… 不知火、マジで勘弁してよぉ……。」
正体ばれようがばれまいが…
不知火との関係はこんな感じのようだ…
で、ちょい忘れられていた善吉は…
「ってか!オレには手を貸さないのかよ!不知火!!」
どどーーん!と一言!!
「妬いちゃってんの?? 人吉!かっわいーじゃん☆」
「ちげーーーよ!!」
とか何とか、そんなやり取りが続く…。
そして 更にイライラしためだかちゃんが一歩前へ出ると。
「いいから!貴様たちは黙ってみておれ! 私は過去に囚われる様な女ではない事を証明してくれる!」
そう宣言してめだかちゃんは仔?犬の元へと向かった。
残された3人は…
「ムキになりすぎだよ… めだかちゃん…」
はぁ…っと劉一はため息を1つ。
「マッタクだ…」
善吉も同様だった…。
「お嬢様も妬いてんだね〜〜☆ あたしたち仲良しこよしだし??」
不知火さんは……どうでしょ?
「あ?オレはお前と友達かどうかも微妙だと思ってんだぜ? 扱いとかひでーし…」
「僕よりマシでしょ…? 何度僕、はめられた事か…」
二人そろって はぁ〜〜…っとため息を。 苦笑
「ま〜ま〜!過ぎた事は置いといて… それより!お嬢様って案外人間味あるんだね バカだったり 妬いたり 動物の事苦手だったりさ♪」
置いときたくない!と言う気持ちは有ったけれど、不知火の言葉に少し疑問が浮かぶ。
まぁ…ちょっとめだかちゃんに 失礼だと思うけど…ちょっと間違ってるようだ。
いや、勘違いをしているようだ。
「不知火 お前なんか勘違いしてねえ?」
善吉も同じ考えだったみたい。
「え?」
不知火は首を傾ける。
「めだかちゃんは 動物の事苦手じゃないよ?」
「ああ むしろ好きだ。大好きだ。そりゃもうハンパなくな。」
善吉と劉一はそろって言う。
そう… 逆なんだよね…
ワンちゃん side
めだかはポルゾイ、俊敏と言う意味を持つウルフ・ハウンド。その犬の元へ行った。
すると…ワンちゃんは…何かの気配を察知したのか目を見開いていた!!
その先には…
“ズギオオオオオオオオオ!!”
「さあ 怖くないぞ…」
獣の本能が叫んだのか、全身の全ての毛が逆立っていた。
(ッッ!!なっ、なんだっ!!!これは、こいつは!!!!!あ、ありえない!おれの
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