暁 〜小説投稿サイト〜
無限の赤龍帝
燿を賭けてのトライアスロンA
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光に包まれて、鎧が融合して組み変わるっていく。両腕と両足の部分には真紅のガントレットとグリーブが現れて、黒い宝玉が生まれる。身体全体は黒い装甲に覆われて、胸の中心部には真紅宝玉が存在する。両方の肩には真紅の宝玉存在し、背中には巨大な翼が有り、黒い光を放出している。そして、俺の髪の毛は白く変色して、額に縦の黒い龍眼が存在し、頭部には真紅の角が2本生えている。顔には黒い血管みたいなのが浮き出ているだろう。どこかのオルタ騎士王みたいに。

『ちょ、アレって何ですかアレっ!!』

『やりおるの。全能力を強制的に覚醒させた上に無限龍と赤龍帝の力を合わせて混ぜ合わせよったか。しかし、無茶をしおるの。寿命がかなり縮まるが……いや、そういえば、あやつはアムリタやエリクシールとかふざけた物を大量に持っておったな』

『ちょっ、反則ですよね、寿命を縮まるようなとんでも攻撃を何発も使えるって事じゃないですか』

『有限ではあるがな。それにしても、わしの息子として満足できる素晴らしき力よ。使いこなせんじゃろうがな』

『ただの災厄じゃないですかぁああああああああっ!!』

黒ウサギの絶叫を無視して、突き進んでいる燿に向けて全力で進む。音速を超えて物理法則を書き換えて衝撃波を発生させないようにしてから光速へと至る。燿は既に3人と戦闘しているようだ。

「来い、ハイシェラ」

『ふむ。我の出番か』

『そうだ。どうせ使えきれん力だ。適当に放出してしまえ』

『……3人で攻撃しまくる。いっせーは操作』

「了解」

『では、パーティーと行こうかの』

宝玉から無数の高出力高火力のレーザーを放ち、腕がハイシェラの操作で、剣を振るう。振るわれた剣閃は膨大なエネルギーが圧縮された強大な刀身となって全てをなぎ払う。

『やっ、やっぱり、暴走状態なのですか?』

『いや、イッセーははなっから一部以外はコントロールしとらんな。肉体の大まかなコントロールだけして、攻撃をオーフィス、ドライグ、ハイシェラに完全におまかせモードという奴じゃ。どいつもこいつもはっちゃけておるわ』

「ちっ、やるじゃねえか……」

「これは本気ださな一方的にやられてまうな」

「そうね」

「よし、今のうちに……うわっ!?」

逃げようとした燿を容赦無く襲う。むしろ、殆どの攻撃が燿に向かっている。

「おいおい、日下部、逃がしてもらえないみたいだぞ」

「むしろ、あっちからしたら、燿ちゃんを落とせば勝ちやからな〜」

「そうね。そして、もちろん……私達は貴方も一緒に狙うわ」

「あははは、そうだよね……よし、やろうか」

「じゃあ、一発目だ。受け取れっ!!」

俺はリタから受け取った槍を思いっきり投擲する。だが、それは簡単に
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