燿を賭けてのトライアスロンA
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中に突っ込んだ。
『おおっと、自殺でしょうかっ!!』
『燿も同じ事をしておるの』
『自殺志願ですよっ、御二人様っ!!』
どうやら、燿も俺と同じ結論に達したようだ。動かずに確定されている場所。つまり、太陽の中心部。膨大な熱量にまいりそうになるが、乗り物は予想通り耐えている。
「ならばっ、ドライグ!」
『おう』
乗り物を盾にして、ドライグがトランスファーで乗り物に魔力を送って、突き進む。すると、抜けられた。広大な空間に着いた。そこには、巨大な龍が存在していた。
「GAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!」
龍が吠える。凄まじい魔力を感じる。
「凄い」
「確かに」
燿も突入してきたようだ。
「ほっほっほ、よ〜く来ましたねぇ〜」
そして、突如として現れたかぼちゃのお化け。
「私目はジャック・オー・ランタン、どうぞよろしくお願い致します。では、白夜叉様より借り受けた龍の力をおみせしましょう」
その言葉と同時に龍がこちらへと襲いかかり、大量のプロミネンスが生まれて、全てを飲み込もうと襲いかかって来る。
「しゃらくせぇええええええええぇぇぇぇっ!!」
「この程度で、私が止められると思わないで」
力を全開にして、正面から突っ込む。プロミネンスをガン無視して、俺の拳と燿の蹴りが炸裂して、龍を膨大なエネルギーの放出と共に消し飛ばす。
「「オーフィスの力、甘く見るな」」
「ほっほっほ、化け物ですな〜では、扉でございます」
そして、かぼちゃに作られた門が現れた。俺はそのまま中に飛び込んで、燿も空中で方向転換して、空気を蹴って加速して門を潜る。
『ラストステージに御二人様が到着したようですね』
『うむ。ラストにはボスが存在する。蛟劉、鵬魔王、十六夜じゃな』
『魔王様と魔王級のお三方ですが……これってクリアーさせる気、ありますか?』
『どうじゃろうな、相手をしなければいいだけじゃし』
さて、あの3人をまともに相手をしたら駄目だ。なら、本気を出して、突っ切るのがいい。なら、やる事は一つだ。
「行くぞ、ドライグ、オーフィス」
『おう!!』
『……やる』
「我、目覚めるは、王の真理を天に掲げし赤龍帝なり
無限の希望と不滅の欲望を抱いて我が道を往く
我、紅き龍の帝王と成りて、汝を真紅に光り輝く天道へ導こう」
オーフィスの禁手化の上にドライグの禁手化を重ねる。
「『うおぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉっっ!!』」
膨大な黒と赤の
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